文献詳細
文献概要
Close-up 「足」を理解する
「足」が担う身体のベース機能
著者: 園部俊晴1
所属機関: 1コンディション・ラボ
ページ範囲:P.680 - P.684
文献購入ページに移動どこまでも奥深い「足」
筆者の約30年の臨床は,常に“足”を中心に診てきた.小さな子供の足から高齢者の足まで老若男女問わず幅広くさまざまな足を診ることができた.また,オリンピック選手やプロスポーツ選手など数多くのトップアスリートの足も診る機会を得て,足の機能をより深く知ることができたと感じている.本邦の理学療法士では,筆者が臨床で最も多くの足を診ているのではないかと思われる.
その臨床経験から,足はどんなに深掘りして捉えても,どこまでも奥深い器管だと痛感する.そのため,これまでの30年の臨床はいつもワクワクするような発見の連続であった.本稿では,筆者が臨床経験で培った知識のなかで,身体のベースを担う足の機能について,臨床において何が重要なのかを筆者の観点でお伝えしたい.
筆者の約30年の臨床は,常に“足”を中心に診てきた.小さな子供の足から高齢者の足まで老若男女問わず幅広くさまざまな足を診ることができた.また,オリンピック選手やプロスポーツ選手など数多くのトップアスリートの足も診る機会を得て,足の機能をより深く知ることができたと感じている.本邦の理学療法士では,筆者が臨床で最も多くの足を診ているのではないかと思われる.
その臨床経験から,足はどんなに深掘りして捉えても,どこまでも奥深い器管だと痛感する.そのため,これまでの30年の臨床はいつもワクワクするような発見の連続であった.本稿では,筆者が臨床経験で培った知識のなかで,身体のベースを担う足の機能について,臨床において何が重要なのかを筆者の観点でお伝えしたい.
参考文献
1)クルト・マイネル(著),金子明友(訳):マイネル・スポーツ運動学.大修館書店,1981
2)入谷 誠,園部俊晴:入谷誠の理学療法.運動と医学の出版社,2020
3)園部俊晴:園部俊晴の臨床 膝関節.運動と医学の出版社,2021
4)園部俊晴:歩くと痛い.福井 勉(編):エキスパート直伝 運動器の機能破綻はこう診てこう治す.pp123-134,医学書院,2019
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