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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル55巻6号

2021年06月発行

文献概要

連載 診療参加型臨床実習・第6回

診療参加型臨床実習の取り組みの現状と展望—回復期大学病院/回復期基幹病院

著者: 児玉慎吾1 村井直人2 末吉勇樹3

所属機関: 1川崎医科大学附属病院リハビリテーションセンター 2ちゅうざん病院臨床教育研究センター 3ちゅうざん病院リハビリテーション療法部

ページ範囲:P.700 - P.705

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回復期大学病院

川崎医科大学附属病院の概要と,診療参加型臨床実習の概念・捉え方

 川崎医科大学附属病院(以下,当院)は,回復期リハビリテーション病棟が同施設内にある大学病院であり,急性期だけでなく回復期の理学療法も提供している.理学療法士は33名で,臨床グループ(回復期,整形・消化器・救急,脳神経・循環器,がん疾患)に分かれて業務を行っており,年間20名程度の学生の臨床実習を受け入れている.

 多様な経験ができるよう,回復期・急性期の混在した複数のスタッフ(4〜5名)で構成される「学生教育グループ」で学生1名を教育する体制とし,両病期を体験できる診療参加型臨床実習を行っている.学生教育グループ内で検討共有された計画のもと,臨床教育者(clinical educator:CE)は,学生と協働(分担)し理学療法を行うなかで,学生が医療人の姿勢・臨床スキルを段階的に学習できるよう支援している.

参考文献

1)ウィリーマイン・ブランド:VISUAL THINKING—組織を活性化する,ビジュアルシンキング実践ガイド.pp49-62,ビー・エヌ・エヌ新社,2018

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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