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雑誌目次

雑誌文献

理学療法ジャーナル55巻7号

2021年07月発行

雑誌目次

特集 移動—理学療法からみた学際的探求

EOI(essences of the issue)

ページ範囲:P.732 - P.733

 本特集は歩行に加え,車椅子,アシストロボットさらには仮想現実での移動を幅広く捉える機会とした.生物の進化,環境との相互作用,移動に対する欲求・必要性を踏まえ,理学療法において移動をいかに捉えるかを考える.

移動と理学療法—ミクロ・マクロ的な視座からみた生物の進化と移動欲求

著者: 奈良勲

ページ範囲:P.734 - P.738

はじめに

 生物の基本単位は「細胞」であり,それらの成分の「移動」を通じ多様な機能を果たしている.そのなかで核,小胞体などの小器官とそれらの間を埋める細胞質基質の間で活発に生体高分子が移動している.一部の細胞は自ら積極的に変形して動き回り,リボ核酸(ribonucleic acid:RNA)やタンパク質の細胞内で移動してこれらの動態と細胞自身の動きが「移動」の基盤となる.しかし,細胞・組織・器官の各機能は個体の総合的システムとして作用する1,2).理学療法学の学際領域は多岐にわたるが,理学療法の主な目的は,疾患を問わず基本動作能力を含むADL・社会参加の向上である.しかし,学際的関係性の融合が十分に考慮されてきたとは言えない.

 第27回日本理学療法士学会(長崎,1992年)の大会長は奥村愛泉氏で,テーマは「移動と理学療法」であった.筆者はそのシンポジウムの企画を依頼され座長も務めた.その際の「移動」の概念は,上記した範疇にとどまっており,その後,筆者は「移動の概念をミクロ・マクロ的視座から捉える」ことの重要性を探究してきた.

移動知—生物の適応的運動/行動のメカニズム

著者: 淺間一

ページ範囲:P.739 - P.745

Point

●ヒトを含め,動物などの生物の適応的運動/行動は,認知主体の能動的移動によって生じる身体・脳・環境の相互作用に基づき生成される

●移動知研究では,生工連携による構成論的アプローチによって適応的運動/行動生成のメカニズムを明らかにする

●「バランスの力学」が移動知の1つの基盤であり,身体運動や対面コミュニケーション・物理的相互作用の減少は,健康上のリスクとなり得る

移動における生物共通原理と二足歩行の力学的歩行原理

著者: 大須賀公一

ページ範囲:P.746 - P.751

Point

●動物の移動における脳・神経系の役割について考察する

●移動には身体と環境との相互作用が重要な役割を果たしている

●受動的動歩行を題材に陰陽制御という考え方を示し,特に陰的制御則が重要であることを述べる

バーチャルリアリティにおける移動と多感覚情報処理

著者: 寺本渉 ,   小手川耕平

ページ範囲:P.752 - P.758

Point

●移動に関する効果的なバーチャルリアリティ(virtual reality:VR)リハビリテーションを実現するには,日常の移動には複数の感覚が関与し,課題に応じて統計的に最適に情報を統合していることを理解する必要がある

●空間の歪みや移動速度の誤知覚,VR酔いなど,VR環境での移動に固有の問題も存在することにも注意を払う必要がある

●VRは多様な移動場面を個人にカスタマイズして提供でき,また,実環境での移動に対して一定の転移効果があるため,効率的かつ効果的なリハビリテーションツールとして今後期待される

移動のアシストロボット

著者: 津坂優子

ページ範囲:P.759 - P.764

Point

●移動のアシストロボットを「ロボットのアシスト度合」と「高齢者の自立度合」でマッピングした

●高齢者の自立を促すための理学療法士の立ち上がりアシストのスキルを分析した

●自立支援型起立歩行アシストロボットの開発には,暗黙知とされてきた理学療法士のスキルの分析が不可欠である

車椅子とモビリティ

著者: 山田宏尚

ページ範囲:P.765 - P.770

Point

●車椅子利用における使い勝手を決める要因は,「車椅子に乗る」,「車椅子を動かし移動する」,「車椅子から降りる」といった一連の行為のなかにある

●手動車椅子ユーザの段差踏破技術であるキャスタ上げを安全に練習できるvirtual realityシミュレータの開発を行った

●座面昇降機能に肘掛が独立に可動する装置を付加し起立動作解析を行うことで,起立補助装置が使用者にもたらす影響を評価・考察した

情緒と移動

著者: 上薗紗映 ,   風間広行

ページ範囲:P.771 - P.777

Point

●情緒(≒情動)は神経科学・心理学・文化人類学・経済学など幅広い分野でメカニズムの研究が進められている

●抑うつ症状により,社会や地域との接点は希薄化するか,狭小化し,さらに「意図」や「目的」の存在する範囲が狭くなっていく

●運動療法は身体機能だけでなく精神機能にも好影響を与えていることは既に報告されており,運動療法を専門的に提供できる理学療法士の強みは発揮されるべきであると言える

Close-up PEW

PEW(Protein-energy wasting)

著者: 加藤明彦

ページ範囲:P.780 - P.786

はじめに

 慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)の栄養障害には,図1に示すようにさまざまな要因が関与し,要支援・要介護,入院,死亡などの重大な転帰を引き起こす.従来,慢性炎症が主な要因の場合には動脈硬化性病変を合併しやすいため,Malnutrition,Inflammation and Atherosclerosis(MIA)症候群と呼ばれた1).しかし,CKDでは慢性炎症のみならず,食事摂取量の低下,尿毒素の蓄積,蛋白異化亢進,透析量不足,代謝性アシドーシス,透析排液からの栄養素の漏出など,さまざまな要因が複合的に関与して栄養障害を惹起し,体蛋白(骨格筋)やエネルギー源(体脂肪)の貯蔵を減らす(図1).そのため,国際腎疾患栄養代謝学会(International Society of Renal Nutrition and Metabolism:ISRNM)では腎臓病に伴った栄養障害をPEWと呼ぶことを提言し2),今では一般的な用語として定着している.

PEWと運動療法

著者: 齊藤正和 ,   森沢知之 ,   高橋哲也 ,   藤原俊之 ,   代田浩之

ページ範囲:P.787 - P.791

はじめに

 国際腎疾患栄養代謝学会が提唱しているprotein-energy wasting(PEW)の診断基準は,血液生化学検査,Body Mass Index(BMI),食事摂取量および骨格筋量により構成されている.これらのことから栄養療法のみならず運動療法を含めた包括的リハビリテーションの重要性が指摘されている1,2).特に,高齢慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)患者では,フレイル,サルコペニアを含めた多疾患併存・重複障害を呈することを考慮しながら運動療法を実施する必要がある.本稿では,PEWに対する治療戦略としての運動療法について概説したい.

PEWと栄養療法

著者: 宮島功

ページ範囲:P.792 - P.795

はじめに

 腎不全患者は,尿毒症症状や炎症,体たんぱくの異化亢進,栄養摂取不良などが重なり,低栄養状態に陥るリスクが高い.体たんぱくである骨格筋やエネルギー源の体脂肪の貯蔵量が減少する状態をprotein-energy wasting(PEW)と呼ぶ.PEWの診断基準には,「低アルブミン血症などの血液生化学検査」,「体格」,「筋肉量」,「食事摂取量」がある1).また,透析患者のPEWは,単なる低栄養だけではなく,慢性炎症・動脈硬化を合併したMIA症候群(malnutrition inflammation atherosclerosis:MIA)の状態となっている.慢性炎症は食欲不振,異化亢進の原因となり,食事摂取量の低下や内臓蛋白や骨格筋量の減少を引き起こす.PEWが重篤化し悪液質に進行することで予後が不良となる.

 PEWの栄養療法では,基礎疾患である慢性腎臓病や透析療法に対する食事療法に加えて,適切なエネルギーとたんぱく質の補充が重要となる.

連載 とびら

人と歩行,またひとつの価値観

著者: 梅田匡純

ページ範囲:P.729 - P.729

 漠然とした思いでこの世界に入り30年が過ぎました.15年を過ぎたころ,ひとりの理学療法士の「理学療法士の君があきらめたとき,目の前の患者さんはもう歩くことはできないんだよ」という言葉を耳にしたとき,理学療法士としての「ひとつのとびら」が開いたと記憶しています.その後の私の理学療法観は,「歩行」を中心に据えたものとなり,リハビリテーションのなかでは少し偏ったものであったかもしれません.

 「職業復帰」,養成校時代からリハビリテーションを象徴するものとして,この言葉が頭に残っている方は少なくないと思います.私もそれをめざし,幸運にも現職復帰を果たした患者さんは成功事例として記憶に残り,よき経験値として蓄積されています.しかしその一方で,私のリハビリテーションスキルが及ばず,後遺障害により移動手段やコミュニケーション方法が現職の環境に適応することが難しいと判断され,退職を選ばれた患者さんに多く出会ったのも事実です.

目で見てわかる 今日から生かせる感染対策・12【最終回】

感染予防の常識を今一度確認しましょう ③

著者: 高橋哲也 ,   森本ゆふ

ページ範囲:P.725 - P.726

Question 1. このポスターは何の啓発ポスターでしょう?

「Seconds save lives- clean your hands!」の意味は?

再考します 臨床の素朴な疑問・第7回

O脚は変形性膝関節症になりやすいか?

著者: 内田茂博

ページ範囲:P.800 - P.801

 変形性膝関節症(knee osteoarthritis:膝OA)は,40歳以上の中高齢者の発症頻度がきわめて高く,X線画像で診断できる本邦での有病者数は約2530万人と推定されている1).膝OAは年齢,性別,遺伝的特徴,ほかの系統因子などの素因と損傷,過負荷,不安定性などの力学的要因が関与して発症し,進行する多因子性疾患である2)

 膝OA患者の身体アライメントに関して,本邦では内側型膝OA患者の罹患率が高いため内反膝変形を呈することが多く,立位時の異常姿勢(マルアライメント)として腰椎前彎の減少,骨盤後傾,股関節屈曲位,膝関節屈曲位・内反位などがある.骨盤後傾位の姿勢では,膝関節は内反しやすく膝関節内側の荷重圧が高まり3),さらに膝関節屈曲位では大腿膝蓋関節痛に影響することより4),身体アライメントの異常は膝OAの進行に影響する危険因子である.

診療参加型臨床実習・第7回

診療参加型臨床実習の取り組みの現状と展望—回復期病院/回復期・地域包括ケア病棟

著者: 脇坂成重 ,   遠藤正英 ,   小岩幹 ,   林達也 ,   斉藤貴志 ,   小野圭介

ページ範囲:P.802 - P.808

回復期病院

桜十字福岡病院での診療参加型臨床実習の捉え方

 桜十字福岡病院(以下,当院)では診療参加型臨床実習を,「実習生がチームの一員として診療に参加しながら,理学療法士に必要な技術の習得を行うとともに,人間性を育成していく臨床実習形態」として捉えている.学生には,“臨床でしか経験できないこと”や“実際の患者からしか学べないこと”,現場の理学療法士や患者との一喜一憂を通して“理学療法士としてのやりがい”を感じることで,より強く理学療法士になりたいという気持ちが芽生え,今後の原動力になるような臨床実習にしてもらえたらよいと考えている.そのためにも,養成校と現場がしっかりと連携して,学生の成長を導いていけるような実習環境を整えていく必要があると考える.

国試から読み解く・第19巻

アキレス腱断裂の徒手的検査は?

著者: 福井勉

ページ範囲:P.810 - P.811

 37歳の男性.サッカー中に右踵の上を蹴られたような感じとともに疼痛が出現し,片脚起立が不能となった.下腿後面の遠位部に疼痛と腫脹とを認める.右下腿部のMRIを下記に示す.この病態で陽性になる徴候はどれか.

臨床実習サブノート 診療参加型臨床実習—「ただ見ているだけ」にならないように!・4

中枢神経疾患—脳卒中

著者: 石野洋祐

ページ範囲:P.812 - P.815

 脳卒中患者の臨床実習と言っても,急性期,回復期,生活期など,発症からの期間によって臨床症状や評価,介入方法は大きく異なります.発症後,数日の急性期においては,実施できる評価が限られ,特にStroke Care Unit(SCU)ではベッドサイドのみにとどまることも少なくありません.一方で,入院から数か月を経て退院前準備の段階では,日常生活活動(ADL)上での目標到達を見据え,運動学習や代償手段による動作の獲得をめざす場合も多いです.

私のターニングポイント・第19回

障害のない社会へ向かう

著者: 後藤颯人

ページ範囲:P.799 - P.799

 私は現在,児童発達支援,放課後等デイサービス,保育所等訪問支援の事業所で施設長を務めています.まだ経験は浅いのですが,この分野,この仕事をするきっかけとなった3つのターニングポイントを振り返ってみようと思います.

 まず1つ目は私が3歳のころまで遡ります.3つ年下の弟が生まれました.弟はプラダ・ウィリ症候群で,小さいころは鼻に管がつながれ,そこに母親が描いた絵が貼ってあったことを人生の一番古い記憶として微かに覚えています.そんな弟が近くにおり,さまざまな感情や場所を見て,経験しました.学校の勉強や一緒にやっていた野球なども「障害がなければもっと」と思うもどかしさ,一方で周りに「障害があるから仕方ない」と言われることに腹立たしい感情を幼いながら感じていました.また,弟の存在を通して,特別支援学校や就労継続支援事業などを知り,その選択や日々のなかで両親が悩む姿も記憶にあります.

症例報告

短母指伸筋腱の滑走不全に対し運動療法が奏功したde Quervain病の1例

著者: 山本紘之 ,   井坂晴志 ,   岡本和之 ,   浅野昭裕

ページ範囲:P.816 - P.820

要旨 de Quervain病の保存療法では,安静,母指の動きを制限する装具の処方,ステロイドの腱鞘内注射,消炎鎮痛薬の処方,筋の選択的ストレッチングが施行されるが,本症例はこれらの治療が著効しなかった.超音波画像による短母指伸筋腱の長軸動態で,母指の自動橈側外転に伴い腱がたわんで腱鞘および皮下組織が引き込まれ,同筋の他動伸張に伴いnavicular fat stripeが引き上げられる様子が観察されたことより,短母指伸筋腱と腱鞘との癒着が疼痛の原因であると考えた.運動療法により短母指伸筋腱の滑走性改善を図った結果,超音波画像上の滑走性改善に伴い疼痛も軽減した.de Quervain病の疼痛には,腱と腱鞘の癒着が一要因となる可能性が示唆された.

ひろば

理学療法学教育と教養の再考

著者: 中村壮大 ,   奈良勲

ページ範囲:P.821 - P.821

 1963年に理学療法士・作業療法士の養成校は,現厚生労働省管轄下により各種学校から専修学校の体制をとり,その後,現文部科学省による3年制医療技術短期大学部に始まり4年制大学体制になり今日に至っている.当初のカリキュラムは専門教育に偏重していたこともあり,最初に設立された国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院における学園紛争の火種は,教養教育の充実化を図る要望であった(1969年).当初のカリキュラムの50%ほどは臨床実習で占められ,有資格理学療法士は存在していないため,外国人理学療法士教員によって米国軍病院,整肢療護園,国立身体障害者リハビリテーションセンターなどで実施されていた1)

 教養教育については,その重要性が提唱されているにもかかわらず,専門教育や資格取得のための教育に比重が置かれる傾向は現在も是正されていないと考える.さらに大学設置基準の簡略化として改正された「大学設置基準の大網化(1991年)」は,一般教育と専門教育を有機的に統合するとの観点により,結果的に教養学部の解体を招いたと言われている.

書評

—太田 進,藤田玲美,大古拓史(著)—「動画でわかる運動器理学療法 臨床実習スキル」

著者: 牧迫飛雄馬

ページ範囲:P.778 - P.778

 臨床実習は,理学療法士をめざすうえで必ず経験する過程であり,養成カリキュラムにおいても重要な修学過程に位置づけられる.学生にとっては理学療法士としての実臨床を実際に体験できるとともに,職業としての理学療法士に接することで,机上では感じることのできない疑問や難しさ,または奥深さなど,さまざまな貴重な経験の場となる.しかし,臨床実習の在り方は年々変化しつつあり,特にここ数年においては診療参加型への移行や感染症拡大予防策などへの配慮がこれまで以上に必要となっており,臨床実習での学修を支援する書籍の充実は誰しもが望むところであろう.

 本書の特筆すべき特徴として,1)ポケットサイズによる携帯性,2)動画解説の充実,3)実習生目線での問診や検査・測定方法の解説,が挙げられる.ポケットサイズであるが,写真が多く用いられており,文字の大きさやフォント,背景の色使いにも工夫がなされており,「読み物」というより「実用書」としての配慮が随所にうかがえる.

—熊井 司,片寄正樹(監修)/小林 匠,窪田智史(編集)—「軟部組織損傷・障害の病態とリハビリテーション—組織特性に基づくアプローチ法の構築」

著者: 成田崇矢

ページ範囲:P.796 - P.796

 軟部組織損傷・障害は臨床の場で遭遇する頻度が高く,また,手術適応ではなく保存療法が選択されるケースが多い.したがって,各施設によってプロトコルが整備されている術後リハビリテーションとは異なり,理学療法士をはじめとするセラピストの思考力や判断力が日々試される疾患であるともいえる.しかしながら,その病態やアプローチ法は十分に体系化されておらず,治療者個々の経験や断片的な情報を組み合わせたアプローチが行われてきた結果,多くの理論や治療法が世の中に溢れている.何が正解なのか,不安を抱えながら軟部組織損傷・障害からの問いかけに答え続けているセラピストが多いのが現状ではないだろうか.

 そのような現状に対し,本書は軟部組織損傷・障害の治療に向けた羅針盤になりうるというのが読後に抱いた第一印象である.もちろんこれは,監修・編集の先生方,そして執筆された先生方の,不安を抱えるセラピストに筋道を示したいという強い想いが結実したものと推察する.巻末に50ページにわたって掲載された文献リストを見ても,1つ1つのエビデンスを積み重ね,真摯に1冊の本をつくり上げたことが感じ取れる.

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目次

ページ範囲:P.730 - P.731

文献抄録

ページ範囲:P.822 - P.823

「作業療法ジャーナル」のお知らせ

ページ範囲:P.791 - P.791

バックナンバー・次号予告のお知らせ

ページ範囲:P.826 - P.827

編集後記

著者: 内山靖

ページ範囲:P.828 - P.828

 第55巻第7号をお届けします.

 5月号の編集後記では,COVID-19禍で2年目を迎えた臨床・教育の現状について,社会的に適応・進化した部分と中長期的な課題について概観しました.それから2か月の間には,10の都道府県に緊急事態宣言が発出される一方で,ワクチン接種が急速に進められているなど,大きな変化もありました.

読者の声募集

ページ範囲:P. - P.

基本情報

理学療法ジャーナル

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1359

印刷版ISSN 0915-0552

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