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特集 移動—理学療法からみた学際的探求
移動における生物共通原理と二足歩行の力学的歩行原理
著者: 大須賀公一1
所属機関: 1大阪大学大学院工学研究科機械工学専攻
ページ範囲:P.746 - P.751
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●動物の移動における脳・神経系の役割について考察する
●移動には身体と環境との相互作用が重要な役割を果たしている
●受動的動歩行を題材に陰陽制御という考え方を示し,特に陰的制御則が重要であることを述べる
●動物の移動における脳・神経系の役割について考察する
●移動には身体と環境との相互作用が重要な役割を果たしている
●受動的動歩行を題材に陰陽制御という考え方を示し,特に陰的制御則が重要であることを述べる
参考文献
1)田辺 力:多足類読本—ムカデやヤスデの生物学.東海大学出版部,2001
2)西 研:哲学的思考—フッサール現象学の核心.ちくま学芸文庫,2005
3)McGeer T:Passive dynamic walking. Int J Robotics Res 1990;9:62-82
4)大須賀公一:受動的歩行を規範とした歩行ロボットと制御.日ロボット会誌2002;20:233-236
5)Osuka K, et al:Passive Walking Robot QUARTET, Proc. of the 1999 IEEE Int. Conf. on Control Application, 478-483
6)大須賀公一,他:受動的動歩行機械Quartet Ⅱの歩行解析と歩行実験,日ロボット会誌2000;18:737-742
7)大須賀公一,他:制御系に埋め込まれた陰的制御則が適応機能の鍵を握る!? 日ロボット会誌2010;28:491-502
8)大須賀公一:知能はどこから生まれるのか?—ムカデロボットと探す「隠れた脳」.近代科学社,2018
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