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書評
—太田 進,藤田玲美,大古拓史(著)—「動画でわかる運動器理学療法 臨床実習スキル」
著者: 牧迫飛雄馬1
所属機関: 1鹿児島大学医学部保健学科理学療法学専攻基礎理学療法学講座
ページ範囲:P.778 - P.778
文献購入ページに移動 臨床実習は,理学療法士をめざすうえで必ず経験する過程であり,養成カリキュラムにおいても重要な修学過程に位置づけられる.学生にとっては理学療法士としての実臨床を実際に体験できるとともに,職業としての理学療法士に接することで,机上では感じることのできない疑問や難しさ,または奥深さなど,さまざまな貴重な経験の場となる.しかし,臨床実習の在り方は年々変化しつつあり,特にここ数年においては診療参加型への移行や感染症拡大予防策などへの配慮がこれまで以上に必要となっており,臨床実習での学修を支援する書籍の充実は誰しもが望むところであろう.
本書の特筆すべき特徴として,1)ポケットサイズによる携帯性,2)動画解説の充実,3)実習生目線での問診や検査・測定方法の解説,が挙げられる.ポケットサイズであるが,写真が多く用いられており,文字の大きさやフォント,背景の色使いにも工夫がなされており,「読み物」というより「実用書」としての配慮が随所にうかがえる.
本書の特筆すべき特徴として,1)ポケットサイズによる携帯性,2)動画解説の充実,3)実習生目線での問診や検査・測定方法の解説,が挙げられる.ポケットサイズであるが,写真が多く用いられており,文字の大きさやフォント,背景の色使いにも工夫がなされており,「読み物」というより「実用書」としての配慮が随所にうかがえる.
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