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連載 診療参加型臨床実習・第7回
診療参加型臨床実習の取り組みの現状と展望—回復期病院/回復期・地域包括ケア病棟
著者: 脇坂成重1 遠藤正英1 小岩幹2 林達也3 斉藤貴志3 小野圭介3
所属機関: 1医療法人福岡桜十字桜十字福岡病院 2社会医療法人北斗法人本部リハビリテーション部 3社会医療法人北斗十勝リハビリテーションセンター理学療法科
ページ範囲:P.802 - P.808
文献購入ページに移動桜十字福岡病院での診療参加型臨床実習の捉え方
桜十字福岡病院(以下,当院)では診療参加型臨床実習を,「実習生がチームの一員として診療に参加しながら,理学療法士に必要な技術の習得を行うとともに,人間性を育成していく臨床実習形態」として捉えている.学生には,“臨床でしか経験できないこと”や“実際の患者からしか学べないこと”,現場の理学療法士や患者との一喜一憂を通して“理学療法士としてのやりがい”を感じることで,より強く理学療法士になりたいという気持ちが芽生え,今後の原動力になるような臨床実習にしてもらえたらよいと考えている.そのためにも,養成校と現場がしっかりと連携して,学生の成長を導いていけるような実習環境を整えていく必要があると考える.
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