icon fsr

文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル55巻9号

2021年09月発行

文献概要

特集 チーム医療におけるコラボレーション

高度急性期医療チームのなかで

著者: 對東俊介1

所属機関: 1広島大学病院診療支援部リハビリテーション部門

ページ範囲:P.956 - P.961

文献購入ページに移動
Point

●理学療法士は高度急性期医療において,重症患者を“生活者”として捉え,ADLの維持,改善,再獲得に多職種でかかわり,QOL改善をめざすことを目的としている

●ICUに入室する重症患者にとって,痛み,不穏/鎮静,せん妄,不動,睡眠障害が問題となる

●高度急性期医療チームにおける理学療法士の役割は,理学療法が必要な患者の主治医に対して適切な理学療法の導入を提案することである

参考文献

1)Hodgson CL, et al:The impact of disability in survivors of critical illness. Intensive Care Med 2017;43:992-1001
2)日本集中治療医学会早期リハビリテーション検討委員会:集中治療における早期リハビリテーション—根拠に基づくエキスパートコンセンサス.日集中医誌2017;24:255-303
3)Barr J, et al:Clinical practice guidelines for the management of pain, agitation, and delirium in adult patients in the intensive care unit. Crit Care Med 2013;41:263-306
4)布宮 伸,他:日本版・集中治療室における成人重症患者に対する痛み・不穏・せん妄管理のための臨床ガイドライン.日集中医誌2014;21:539-579
5)Devlin JW, et al:Clinical practice guidelines for the prevention and management of pain, agitation/sedation, delirium, immobility, and sleep disruption in adult patients in the ICU. Crit Care Med 2018;46:e825-e873
6)Pun BT, et al:Caring for critically ill patients with the ABCDEF bundle:results of the ICU liberation collaborative in over 15,000 adults. Crit Care Med 2019;47:3-14

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら