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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル55巻9号

2021年09月発行

文献概要

特集 チーム医療におけるコラボレーション

緩和ケアチームのなかで

著者: 村岡法彦1

所属機関: 1旭川医科大学病院リハビリテーション部

ページ範囲:P.983 - P.988

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Point

●緩和ケアチームにおける理学療法士の役割として,可能な限りのADLやQOLの維持向上を目的として専門的知識や技能を患者・家族に提供する必要がある

●患者への直接介入だけではなく,リハビリテーション担当者への教育や啓蒙,他職種との協働,緩和ケアチームへのコンサルテーションなど間接介入を行うことが求められる

●患者のQOLを支える理学療法士の専門性を考えると緩和ケアチームの中心的な役割として活動することが大切である

参考文献

1)辻 哲也:がんのリハビリテーションマニュアル—周術期から緩和ケアまで.p257,医学書院,2011
2)内山郁代:スピリチュアルケアの一手段としての理学療法.PTジャーナル2006;40:917-923
3)Wilson CM, et al:Physical therapists in integrated palliative care:a qualitative study. BMJ Support Palliat Care 2020. doi:10.1136/bmjspcare-2019-002161. Online ahead of print
4)加藤雅志,他:緩和ケアチーム活動の手引き(追補版)緩和ケアチームメンバー職種別手引き.pp53-60,日本緩和医療学会,2020
5)村岡法彦,他:緩和ケアチーム活動の意義と理学療法士の視点.PTジャーナル2017;51:17-25

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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