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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル56巻1号

2022年01月発行

文献概要

連載 画像評価—何を読み取る? どう活かす?・第1回【新連載】

一次性変形性股関節症

著者: 川端悠士1

所属機関: 1JA山口厚生連周東総合病院リハビリテーションセンター

ページ範囲:P.1 - P.3

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症例情報

患者:77歳,女性

診断名:両変形性股関節症(右:進行期,左:初期)

現病歴:半年前に第3腰椎圧迫骨折を受傷し,軟性コルセット装着にて保存的に加療となる.1か月前よりコルセット除去となるが,コルセット除去後より誘因なく右股関節痛が出現し,徐々に増悪したため,当院整形外科受診となる.

既往歴・合併症:第3腰椎圧迫骨折(半年前),骨粗鬆症

参考文献

1)日本整形外科学会診療ガイドライン委員会,変形性股関節症診療ガイドライン策定委員会(編):変形性股関節症診療ガイドライン2016,改訂第2版.pp24-113,南江堂,2016
2)藤井玄二,他:日本人成人股関節の臼蓋・骨頭指数.整形外科1994;45:773-780
3)建内宏重:股関節の機能解剖と臨床応用.PTジャーナル2012;46:451-460
4)土井口祐一,他:骨盤傾斜異常と股関節症の進展メカニズム—股関節正面像を用いた骨盤傾斜の解析から.関節外科2004;23:484-492
5)千葉 恒,他:臥位と立位における骨盤傾斜角の比較.整外と災外2003;52:669-673
6)Kitajima M, et al:A simple method to determine the pelvic inclination angle based on anteroposterior radiographs. J Orthop Sci 2006;11:342-346

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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