文献詳細
文献概要
特集 子どもの成長・発達を支える理学療法
子どもの運動・動作の発達とその特徴
著者: 吉田伊津美1
所属機関: 1東京学芸大学教職大学院(身体教育学)
ページ範囲:P.1140 - P.1145
文献購入ページに移動Point
●乳幼児期から児童期にかけての運動発達は青年期とは異なる特徴がある
●この時期は,基礎的運動パターンの獲得と洗練に特徴づけられる
●近年の子どもの運動発達は1980年代半ばをピークに低下し,低い水準のまま推移している
●乳幼児期から児童期にかけての運動発達は青年期とは異なる特徴がある
●この時期は,基礎的運動パターンの獲得と洗練に特徴づけられる
●近年の子どもの運動発達は1980年代半ばをピークに低下し,低い水準のまま推移している
参考文献
1)小西行郎:動くことで広がる赤ちゃんの世界.発達2016;148:2-9
2)宮丸凱史:子どもの運動発達過程論.子どもの運動・遊び・発達 運動のできる子どもに育てる.pp14-33,学研みらい,2011
3)厚生労働省:乳幼児身体発育調査.2010.https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/73-22.html(2022年6月1日閲覧)
. p16, McGraw-Hill, New York, 2006
5)石河利寛,他:幼稚園における体育カリキュラムの作成に関する研究Ⅰ—カリキュラムの基本的な考え方と予備的調査の結果について.体育科学1980;8:150-155
6)萬井太規,他:5つの運動機能領域から見た健常児の歩行特性—3〜10歳児と成人との比較.理学療法学2020;45:560-567
7)中村和彦,他:観察的評価法による幼児の基本的動作様式の発達.発育発達研究2011;51:1-18
8)杉原 隆:幼児期の運動能力,体力の捉え方.杉原 隆,他(編著):幼児期における運動発達と運動遊びの指導.pp3-11,ミネルヴァ書房,2004
9)宮下充正:子どものからだ—科学的な体力づくり.p163,東京大学出版会,1980
10)大澤清二:最適な体力トレーニングの開始時期:文部科学省新体力テストデータの解析から.発育発達研究2015;69:25-35
11)森 司朗,他:幼児の運動能力の現状と運動発達促進のための運動指導及び家庭環境に関する研究.平成27〜29年度文部科学省科学研究費補助金(基盤研究B)研究成果報告書.2018
12)近藤充夫,他:幼児の運動能力1—1986年の全国調査結果から.体育の科学1987;37:551-554
13)スポーツ庁:平成30年度体力・運動能力調査結果の概要及び報告書について.2019.https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/toukei/chousa04/tairyoku/kekka/k_detail/1421920.htm(2022年6月1日閲覧)
14)スポーツ庁:令和元年度体力・運動能力調査結果の概要及び報告書について.2020.https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/toukei/chousa04/tairyoku/kekka/k_detail/1421920_00001.htm(2022年6月1日閲覧)
15)スポーツ庁:令和3年度 全国体力・運動能力,運動習慣等調査の結果(概要)について.2021.https://www.mext.go.jp/sports/content/20211222-spt_sseisaku02-000019583_111.pdf(2022年6月1日閲覧)
掲載誌情報