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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル56巻10号

2022年10月発行

文献概要

特集 子どもの成長・発達を支える理学療法

子どものこころと言葉の発達とその特徴

著者: 小関俊祐1 杉山智風23

所属機関: 1桜美林大学リベラルアーツ学群 2桜美林大学大学院国際学研究科 3日本学術振興会

ページ範囲:P.1146 - P.1150

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Point

●子どものこころの発達は4つの段階から成る.発達に遅れが認められる知的障害児では,児の発達がどの段階にあるか十分にアセスメントする.一方,発達障害児では遅延が認められない場合があり,認知機能のアンバランスさをアセスメントすることが求められる

●子どもの言葉の発達においては音声刺激の入力に加えて,子の発した声へのコミュニケーションが重要である

●理学療法士が子どもの発達支援を行う際は,認知機能と言葉の両方の発達に注目する

参考文献

1)Piajet J:The language and thought of the child. Meridian Books, New York, 1955
2)Piajet J, et al:The child's conception of space. W. W. Norton and Company, New York, 1967
3)Frith U:Autism:explaining the enigma, 2nd ed. Basil Blackwell, New Jersey, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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