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新型コロナウイルス感染症—現場からの報告
メンタルヘルスの観点からみる当院のCOVID-19リハビリテーションチームの特徴—安心で安全な取り組みとは
著者: 村岡法彦1 及川欧2 髙橋佑弥1 内藤幸輝1 美馬愛子1 呂隆徳1 大田哲生2
所属機関: 1旭川医科大学病院リハビリテーション部 2旭川医科大学病院リハビリテーション科
ページ範囲:P.1247 - P.1249
文献購入ページに移動2020年11月に旭川市内の3つの医療機関で新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019:COVID-19)のクラスターが立て続けに生じた.それまでCOVID-19患者の診療を行っていなかった旭川医科大学病院(以下,当院)の診療開始に合わせ,筆者らは2020年12月にCOVID-19リハビリテーションチームを立ち上げた1).COVID-19患者に対応する医療従事者のバーンアウトのニュースが既に報道されており,身体的過労,不眠,不安,抑うつなど,メンタルヘルスに支障を来しているとの報告も散見された.そのため,筆者らは「安心で安全に取り組むこと」を第一に考えて,チームの活動を進めることとした.
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