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連載 画像評価—何を読み取る? どう活かす?・第3回
人工股関節全置換術
著者: 川端悠士1
所属機関: 1JA山口厚生連周東総合病院リハビリテーションセンター
ページ範囲:P.265 - P.267
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患者:69歳,女性
診断名:左人工股関節全置換術後(後方アプローチ,後方関節包・深層外旋六筋の縫合あり),両変形性股関節症(右:進行期,左:末期)
現病歴:普段は病院の看護助手として勤務している.2年前より左股関節痛が出現し,近医を受診し鎮痛薬内服にて保存的に加療中であった.数か月前より左股関節痛が増強し,仕事の継続が困難となったため,左人工股関節全置換術(total hip arthroplasty:THA)目的で入院となる.
既往歴・合併症:脂質異常症
患者:69歳,女性
診断名:左人工股関節全置換術後(後方アプローチ,後方関節包・深層外旋六筋の縫合あり),両変形性股関節症(右:進行期,左:末期)
現病歴:普段は病院の看護助手として勤務している.2年前より左股関節痛が出現し,近医を受診し鎮痛薬内服にて保存的に加療中であった.数か月前より左股関節痛が増強し,仕事の継続が困難となったため,左人工股関節全置換術(total hip arthroplasty:THA)目的で入院となる.
既往歴・合併症:脂質異常症
参考文献
1)伊藤 浩:人工股関節全置換術とそのリハビリテーション.Jpn J Rehabil Med 2017;54:95-200
2)Widmer KH:A simplified method to determine acetabular cup anteversion from plain radiographs. J Arthroplasty 2004;19:387-390
3)日本整形外科学会,他(監),日本整形外科学会診療ガイドライン委員会,他(編):変形性股関節症診療ガイドライン2016,改訂第2版.pp149-199,南江堂,2016
4)Dastane M, et al:Hip offset in total hip arthroplasty:quantitative measurement with navigation. Clin Orthop Relat Res 2011;469:429-436
5)川端悠士,他:人工股関節全置換術例における自覚的脚長差に影響を与える要因.理学療法学2015;42:408-415
6)Herisson O, et al:Validity and reliability of intraoperative radiographs to assess leg length during total hip arthroplasty:correlation and reproducibility of anatomic distances. J Arthroplasty 2016;31:2784-2788
7)川端悠士,他:人工股関節全置換術例の自覚的脚長差に対する補高は下肢荷重率の均等化に有用か? PTジャーナル2016;50:797-802
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