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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル56巻5号

2022年05月発行

文献概要

Close-up 立ち振る舞いのスキルを磨く

素適なコミュニケーション—折衷案を導けるか

著者: 江田麻裕子1

所属機関: 1筑波こどものこころクリニック

ページ範囲:P.562 - P.565

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折衷案というコミュニケーションの効果

 筆者はカウンセリングとコーチングのセッションやセミナー,研修などをさせていただいているが,コミュニケーション力を高めることが多くの問題解決を可能にし,仕事の成果や評価も上がり,結果,人間関係も良好になるという好循環をもたらすことが多々ある.

 実際のコミュニケーションの場面では,良いか悪いか,あなたか私か,やるかやらないかという白か黒の二択,または答えが「はい」しか言えないやりとり,指示,命令,否定のコミュニケーションが多く,これが仕事や人間関係のトラブルにつながっていることがとても多い.同様のことは,職場だけでなく,教育現場や家族や友人間など,さまざまなコミュニケーションの場面で起きている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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