理学療法ジャーナル56巻6号

2022年06月発行

特別座談会

社会の変化に応じた理学療法教育—立法・行政からみた現状と期待

著者： 小川克巳 内山靖¹ 金谷さとみ² 藤澤宏幸³⁴ 大西秀明⁵⁶ 村永信吾⁷ 永冨史子⁸ 網本和⁹ 堀本ゆかり⁶¹⁰

所属機関： ¹名古屋大学大学院医学系研究科 ²城西国際大学福祉総合学部 ³東北文化学園大学医療福祉学部 ⁴日本理学療法学会連合 ⁵新潟医療福祉大学リハビリテーション学部 ⁶全国大学理学療法学教育学会 ⁷亀田総合病院リハビリテーション事業管理部 ⁸川崎医科大学総合医療センター ⁹東京都立大学大学院人間健康科学研究科 ¹⁰国際医療福祉大学大学院保健医療学専攻医療福祉教育・管理分野

ページ範囲：P.707 - P.713

　人口構造や人々の価値観の変化に伴い，今日の理学療法教育には大きな変革が求められています．社会の要請に応えるだけでなく，これからの社会をどう創っていくか，そのためにどのような人材育成が必要なのか，理学療法士自身が設計図を描き，戦略的に取り組んでいく必要があります．

　本座談会では，理学療法士の強みと可能性を踏まえ，4年制大学化を含めた今後の理学療法教育についてご議論いただきました．