icon fsr

文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル56巻7号

2022年07月発行

文献概要

連載 My Current Favorite・4

運動方法の違いが骨格筋に及ぼす生化学的影響—予防理学療法

著者: 白谷智子1

所属機関: 1苑田第二病院

ページ範囲:P.853 - P.853

文献購入ページに移動
現在の関心事は?

 ヒトの体重の約40%を占める骨格筋は生体内で最大の臓器であり,エネルギー代謝の中心的役割を果たしています.一方で骨格筋に関する研究はまだまだ道半ばです.そのなかで,運動により骨格筋から分泌されるマイオカインがさまざまな疾病予防や健康寿命の延伸のために重要な生理活性因子であることが徐々に証明されつつあります.さらに筋収縮様式の違いによってもその分泌が異なることが報告されており,運動方法の違いが骨格筋に及ぼす生化学的影響について関心を寄せています.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?