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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル56巻7号

2022年07月発行

文献概要

紹介

感染症(ポリオ)と物理医学ならびに理学療法技術の発展

著者: 姫野吉徳1

所属機関: 1大阪赤十字病院リハビリテーション科

ページ範囲:P.867 - P.869

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はじめに

 2019年の年末から未知のウイルスによる感染症が広がりはじめ,2020年になってからウイルスは新型コロナウイルス(SARS-CoV-2),感染症はCOVID-19と名づけられた.感染症のパンデミックの恐ろしさは歴史でしか知らなかったが,日常になってしまった今,過去にあった感染症,特にわれわれ理学療法士にとって意味深い「ポリオ」の流行と先人たちの業績を振り返り,現在の治療に模索しているわれわれを導いてくれるものがないか再考していきたい.

参考文献

1)国立感染症研究所:ポリオ(急性灰白髄炎・小児麻痺)とは.2001.https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/386-polio-intro.html(2021年3月24日閲覧)
2)沢田光思郎,他:ポストポリオ症候群と医療—概観.Jpn J Rehabil Med 2015;52:688-691
3)千野直一:ポリオ流行と近代リハビリテーション医学—Sister E KellyとF Roosevelt大統領の物語.Jpn J Rehabil Med 2018;55:53-60
4)Dobson M(著),小林 力(訳):Disease—人類を襲った30の病魔.医学書院,2010
5)Hislop HJ, et al(著),津山直一,他(訳):新・徒手筋力検査法,第6版.共同医書出版社,1997
6)Einarsson G:Muscle adaptation and disability in late poliomyelitis. Scand J Rehabil Med Suppl 1991;25:1-76

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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