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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル56巻8号

2022年08月発行

文献概要

連載 画像評価—何を読み取る? どう活かす?・第8回

慢性閉塞性肺疾患

著者: 有薗信一1 片岡健介2

所属機関: 1聖隷クリストファー大学リハビリテーション学部理学療法学科 2公立陶生病院呼吸器アレルギー疾患内科

ページ範囲:P.877 - P.879

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症例情報

患者:69歳,男性

診断名:慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COPD)

現病歴:3年前から自分のペースで平坦な道を歩いていても息切れするため,立ち止まることが多くなってきた.2か月前から,平坦な道を100m,あるいは数分歩くと息切れで立ち止まるようになり,当院を受診した.

既往歴:18〜66歳まで40本/日の喫煙歴あり.

身体所見:身長157cm,体重50kg,SpO2 94%,呼吸数16回/分,胸部聴診での異常音なし,呼気延長あり.

肺機能:FEV1/FVC 20.0%と閉塞性障害を認め,%FEV1は25.4%の最重症であるⅣ期.

参考文献

1)日本呼吸器学会COPDガイドライン第6版作成委員会(編):COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2022,第6版.メディカルレビュー,2022
2)Iyer AS, et al:CT scan-measured pulmonary artery to aorta ratio and echocardiography for detecting pulmonary hypertension in severe COPD. Chest 2014;145:824-832

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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