理学療法ジャーナル56巻8号

2022年08月発行

特集 住まいとくらし—理学療法士の環境づくり

高齢者二人暮らしの住まいとくらし—通所リハビリテーションを通して

著者： 佐藤博之¹

所属機関： ¹飯田市立病院介護老人保健施設ゆうゆう

ページ範囲：P.896 - P.904

Point

●高齢者二人暮らしの増加に伴う高齢者二人暮らしをどう支援していくかが課題である

●サービス利用者の支援を行いながら，配偶者の支援の必要性が高い

●将来施設入所のケースが多いため，当初より施設に慣れておくことが大切

参考文献

1）総務省統計局：令和2年国勢調査人口等基本集計結果 結果の概要．pp35-41，2021年

2）厚生労働省：2019年国民生活基礎調査結果の概況．pp3-8，2019

1）蛭間基夫，他：高齢者の居住継続のための住宅改善における理学療法士の役割—墨田区を中心として．住宅総合研究財団研究論文集2010；37：181-192

2）小林　修，他：独居高齢者の在宅生活継続に重要な生活機能．理学療法学2013；40 Suppl 2（第48回日本理学療法学術大会 抄録集）：E-P-01

3）森本　榮：地域で活動する理学療法士に求められるもの．理学療法学2014；41：226-232

4）島袋壮仁：要介護高齢者の在宅生活を支える訪問理学療法士の役割—J-ZBIを用いた介護負担感からみた在宅介護生活支援のための一考察．理学療法学2014；41 Suppl 2（第49回日本理学療法学術大会 抄録集）：1112