理学療法ジャーナル56巻8号

2022年08月発行

特集 住まいとくらし—理学療法士の環境づくり

高齢者・障害者の住まいと地域づくり

著者： 城岡秀彦¹

所属機関： ¹株式会社日本総合研究所リサーチ・コンサルティング部門高齢社会イノベーショングループ

ページ範囲：P.930 - P.936

Point

●高齢者や障害者の暮らしは，住まいだけではなく地域ぐるみで考える必要がある

●近年，高齢者や障害者の生活を地域で支えるまちづくりの実現に向け，さまざまな取り組みが行われている

●地域づくりにおいても，高齢者や障害者の有する課題を見きわめ，情報を統合・解釈し，有効な対応策を見出すという理学療法士の専門性を発揮することができる

参考文献

1）内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局：まち・ひと・しごと創生基本方針2021，2021．https://www.chisou.go.jp/sousei/info/pdf/r03-6-18-kihonhousin2021hontai.pdf（2022年4月1日閲覧）

2）藤原聡子，他：ウォーキングによる健康ポイント事業が高齢者の歩行時間，運動機能，うつに及ぼす効果—傾向スコアを用いた逆確率重み付け法による検証．日公衛誌2020；67：734-744