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特集 多様化する急性期理学療法
急性期病院での労務管理・メンタルヘルス・ハラスメント対策
著者: 平田和彦1
所属機関: 1広島大学病院診療支援部リハビリテーション部門
ページ範囲:P.63 - P.69
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●急性期病院においては早期リハビリテーション治療によってpatient flow management(PFM)の改善を図ることが重要である
●キャリアラダーは,人事制度と結びつけることで明確なキャリアアップを提示でき,職員の意欲を向上させる
●管理職は,職員一人ひとりの「働きがい」に目を向け,職員が最高のパフォーマンスを発揮できるよう日々支援していく必要がある
●急性期病院においては早期リハビリテーション治療によってpatient flow management(PFM)の改善を図ることが重要である
●キャリアラダーは,人事制度と結びつけることで明確なキャリアアップを提示でき,職員の意欲を向上させる
●管理職は,職員一人ひとりの「働きがい」に目を向け,職員が最高のパフォーマンスを発揮できるよう日々支援していく必要がある
参考文献
1)日本集中治療医学会早期リハビリテーション検討委員会:集中治療における早期リハビリテーション—根拠に基づくエキスパートコンセンサス.日集中医誌2017;24:255-303
2)Charlson ME, et al:A new method classifying prognostic comorbidity in longitudinal studies:development and validation. J Chronic Dis 1987;40:373-383
3)西澤延宏:入退院支援室から考えるこれからの患者—病院関係—Patient Flow Management(PFM)導入の効果.病院2019;78:812-815
4)中島勇樹,他:周術期消化器外科患者への365日リハビリテーション体制の構築,理学療法の臨床と研究2021;30:129-130
5)平田和彦,他:病棟専従理学療法士配置による効果の検討.国大法リハコ・メディ会誌2010;31:20-22
6)Nishikawa Y, et al:Effects of assigning physical therapists exclusively to the acute-phase stroke patient ward. J Phys Ther Sci 2022;34:225-229
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