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文献概要
連載 臨床実習サブノート 退院後から振り返るゴール設定—推論を事実と照合して学ぶ・第8回
在宅復帰 歩行外出自立
著者: 古川美緒子1 渡邊慎平2 高野義隆2
所属機関: 1訪問リハビリきざき 2新潟リハビリテーション病院
ページ範囲:P.96 - P.101
文献購入ページに移動病歴 X年Y月Z日,脊髄梗塞を発症.左下肢麻痺,右下肢感覚障害,神経因性膀胱あり.既往歴には高血圧,脂質異常症,骨粗鬆症がある.
家族構成 夫はすでに他界し,長女と二人暮らし.長男家族は市内に在住している.
入院前の生活 車の運転をしており,ジムでのトレーニングを日課としていた.外出する機会が多く,デパートでのショッピングや,友人とのランチなど,好きなことを楽しみながら活動的に過ごしていた.
現在の生活 新潟リハビリテーション病院(以下,当院)回復期リハビリテーション病棟でのリハビリテーション後,自宅へ退院し2年が経過した.日常生活は自立しており,簡単な家事を行えるようになった.一人でショッピングに行けるようにもなった.
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