文献詳細
文献概要
特集 ACP—個人の人生史を尊重し受け入れる
慢性呼吸器疾患患者のACPと理学療法
著者: 川越厚良1 菅原慶勇1
所属機関: 1市立秋田総合病院リハビリテーション科
ページ範囲:P.1184 - P.1189
文献購入ページに移動●非がん性呼吸器疾患(non-malignant respiratory disease:NMRD)患者における終末期の判断は難しく,アドバンス・ケア・プランニング(advance care planning:ACP)は診断された日から,できる限り早いうちに導入する
●呼吸リハビリテーションはACPに必要なコミュニケーションを図る重要なプラットフォームとなり,安定期から始められるとともに主たる柱となる
●終末期における理学療法は「症状の緩和」を念頭に,患者個々の要望,価値観,思いに配慮した呼吸器疾患特有の手技・動作指導が求められる
参考文献
掲載誌情報