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特集 ACP—個人の人生史を尊重し受け入れる
在宅医療におけるACPと理学療法
著者: 中田隆文1
所属機関: 1マリオス小林内科クリニックリハビリテーション科
ページ範囲:P.1197 - P.1203
文献購入ページに移動●高齢者の在宅医療における理学療法のかかわりは主に訪問リハビリテーションとして実施され,身体機能を維持・向上することによる活動・参加の実現に意義がある
●高齢者の在宅医療では特に終末期に特化したアドバンス・ケア・プランニング(advance care planning:ACP)が重要となるが,対象者の基礎疾患,病期,背景因子などにより支援の方法や内容が異なり,ACPが在宅で完結するとは限らない
●人生の終末期の理学療法は主として症状緩和と希望する生活を併存させることにあり,訪問リハビリテーション実施計画書作成において評価・計画・実践される
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