文献詳細
文献概要
連載 臨床実習サブノート 臨床実習で技術のステップアップをめざそう・第7回
治療技術① 関節可動域運動
著者: 伊藤彰良1
所属機関: 1志村大宮病院茨城北西総合リハビリテーションセンターリハビリテーション事業部病院リハビリ科
ページ範囲:P.1237 - P.1242
文献購入ページに移動はじめに
臨床実習では診療参加型実習が推奨されており,実習生が指導者の臨床行為を「見学」することから開始し,次に指導者とともに「協同参加」して,最後に指導者の監視下で実習生自ら「実施」を行う手順となっています.本稿では,診療参加型実習において,関節可動域運動という治療技術に対する「見学」,「協同参加」,「実施」のステップアップのための要点を,症例や筆者の経験を交えながら解説していきます.
臨床実習では診療参加型実習が推奨されており,実習生が指導者の臨床行為を「見学」することから開始し,次に指導者とともに「協同参加」して,最後に指導者の監視下で実習生自ら「実施」を行う手順となっています.本稿では,診療参加型実習において,関節可動域運動という治療技術に対する「見学」,「協同参加」,「実施」のステップアップのための要点を,症例や筆者の経験を交えながら解説していきます.
参考文献
1)市橋則明:関節可動域制限に対する運動療法.市橋則明(編):運動療法学—障害別アプローチの理論と実際,第2版.pp186-220,文光堂,2014
2)小林 賢:臨床実習施設における診療実習プログラムの立案.日本理学療法士協会(編):臨床実習教育の手引き,第6版.pp56-62,日本理学療法士協会,2020.https://www.japanpt.or.jp/activity/asset/pdf/Clinical%20training%20Educational%20guide_compressed.pdf(2023年8月24日閲覧)
3)両角昌実,他:関節可動域の改善.柳澤 健(編):運動療法学,改訂第2版.pp2-13,金原出版,2011
掲載誌情報