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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル57巻12号

2023年12月発行

文献概要

連載 難しい症例のみかた・第6回【最終回】

肺癌の進行に伴い多発骨転移と急性呼吸不全を併発した症例

著者: 瀬崎学1

所属機関: 1新潟県立加茂病院リハビリテーション科

ページ範囲:P.1473 - P.1475

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はじめに

 肺癌はほかの癌種と比較し進行が早く,多臓器に転移しやすいという特徴がある.また早期には自覚症状が乏しいことから,診断初期にすでに病期が進行していることも少なくない.各種の殺細胞性抗癌剤や免疫療法の進歩が目覚ましい領域である一方,完治に至らずリハビリテーションや緩和ケアの介入を必要とする症例も多く存在するのが現状である.

 本稿では肺癌進行に伴い多発骨転移と急性呼吸不全を併発した症例を通じ,多職種連携をも含めて理学療法を実施した1例を提示する.

参考文献

1)今井堅吾,他:緩和ケア用Richmond Agitation-Sedation Scale(RASS)日本語版の作成と言語的妥当性の検討.Palliat Care Res 2016;11:331-336
2)Gwilliam B, et al:Development of Prognosis in Palliative care Study(PiPS)predictor models to improve prognostication in advanced cancer:prospective cohort study. BMJ 2011;343. doi:10.1136/bmj.d4920

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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