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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル57巻2号

2023年02月発行

文献概要

連載 臨床実習サブノート 退院後から振り返るゴール設定—推論を事実と照合して学ぶ・第9回

施設入所 歩行自立

著者: 濱原健太郎1 野口大助1 野尻晋一2

所属機関: 1熊本機能病院総合リハビリテーション部 2介護老人保健施設清雅苑

ページ範囲:P.220 - P.227

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患者 熊本太郎さん,70歳台男性

疾患名 左内頸動脈閉塞を伴う心原性脳塞栓症

家族構成 次男との二人暮らし.次男は仕事のため日中はほとんどの時間を一人で過ごす.長男,長女ともに世帯持ちで県内在住.

既往歴 2019年X月Y日に右中大脳動脈領域の心原性脳塞栓症を発症.左半側空間無視および注意機能障害が残存.服薬管理はできず家族の支援が必要.

介護保険 要支援1(入院前)→ 要介護3(退院時)

経過 発症後4か月間入院し,退院後に介護老人保健施設へ入所し3か月経過.今後は有料老人ホームへ入所予定.

施設入所目的 家族の十分な支援が得られず,自宅退院ができない.今後の生活の場を決めるために短期の入所.

現在のADL 歩行は遠位見守り.日常生活活動(ADL)は全般に介助が必要.

参考文献

1)厚生労働省:別紙様式7 自立支援促進に関する評価・支援計画書.2021.https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000755838.docx(2022年10月24日閲覧)
2)山永裕明,他,訪問リハビリテーション清雅苑(編著):図説 訪問リハビリテーション—生活再建とQOL向上.p18,三輪書店,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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