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連載 私のターニングポイント・第38回
大きな影響を与えてくださった2人の理学療法士との出会い
著者: 鬼頭大輔1
所属機関: 1浅間南麓こもろ医療センター
ページ範囲:P.335 - P.335
文献購入ページに移動 私は理学療法士として働き始めて14年目になります.日々の業務に追われ,あっと言う間に過ぎてしまったように感じていました.今回このような機会をいただきあらためて振り返ると,さまざまな方との出会いがあり,自分に大きな影響を与えてくださっている方が多くいたことに気づけました.そのなかでも理学療法士人生のはじめに出会った2人の理学療法士とのエピソードを紹介します.
1人目は,私が高校生の頃に出会い,理学療法士をめざすきっかけとなった理学療法士の方です.当時,高校生だった私は小学生から続けていた野球に熱心に取り組んでいました.私はもともと身体が硬い体質でけがをしやすく,腰を痛めてしまい,あるクリニックに通うことになりました.その当時は練習を休んだり,早退したりしながらクリニックに通っていたので,練習に参加できない焦りや,痛みやけがに対する不安が強い状況でした.そんなときに,担当の理学療法士の方が笑顔で話しかけてくれたり,励ましてくれたりしたことにより,精神的にとても楽になったことを覚えています.高校生だった私は,将来の仕事や職業なんて考えたこともありませんでしたが,そこで働いている担当の理学療法士の方を見ていると,素敵な笑顔と会話で多くの患者さんを励まし,施術によって患者さんから感謝をされている姿がとても印象的で,すぐに憧れを抱くようになりました.この方との出会いにより「私も理学療法士になってあの人のように人の役に立ちたい」と思い,理学療法士をめざす最初のきっかけとなりました.
1人目は,私が高校生の頃に出会い,理学療法士をめざすきっかけとなった理学療法士の方です.当時,高校生だった私は小学生から続けていた野球に熱心に取り組んでいました.私はもともと身体が硬い体質でけがをしやすく,腰を痛めてしまい,あるクリニックに通うことになりました.その当時は練習を休んだり,早退したりしながらクリニックに通っていたので,練習に参加できない焦りや,痛みやけがに対する不安が強い状況でした.そんなときに,担当の理学療法士の方が笑顔で話しかけてくれたり,励ましてくれたりしたことにより,精神的にとても楽になったことを覚えています.高校生だった私は,将来の仕事や職業なんて考えたこともありませんでしたが,そこで働いている担当の理学療法士の方を見ていると,素敵な笑顔と会話で多くの患者さんを励まし,施術によって患者さんから感謝をされている姿がとても印象的で,すぐに憧れを抱くようになりました.この方との出会いにより「私も理学療法士になってあの人のように人の役に立ちたい」と思い,理学療法士をめざす最初のきっかけとなりました.
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