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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル57巻4号

2023年04月発行

文献概要

特集 理学療法の2040年

—2040年を見据えた理学療法の取り組み—運動器疾患

著者: 加藤浩1

所属機関: 1山形県立保健医療大学大学院保健医療学研究科

ページ範囲:P.403 - P.406

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Point

●2040年,わが国における高齢者に多くみられる大腿骨近位部骨折発生数は32万人に達する

●大腿骨近位部骨折の主たる問題は骨の脆弱性であり,理学療法士には骨強度を高めるような効果的な運動療法を提示し骨折予防に貢献することが求められる

●高齢者の健康寿命の延伸に向けて,さらなる臨床力と研究力の深化が求められる

参考文献

1)厚生労働省:令和3年簡易生命表の概況.2022.https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life21/index.html(2022年12月19日閲覧)
2)内閣府:令和4年版高齢社会白書(概要版)(PDF版).2022.https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2022/gaiyou/04pdf_indexg.html(2022年12月19日閲覧)
3)厚生労働省:2019年国民生活基礎調査の概況.2020.https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/14.pdf(2022年12月19日閲覧)
4)日本整形外科学会診療ガイドライン委員会,大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン策定委員会(編):大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン,改訂第3版.南江堂,2021
5)Klotzbuecher CM, et al:Patients with prior fractures have an increased risk of future fractures:a summary of the literature and statistical synthesis. J Bone Miner Res 2000;15:721-739
6)日本骨粗鬆症学会:二次骨折予防のための骨折リエゾンサービス(FLS)クリニカルスタンダード,第3版.2020.http://www.josteo.com/ja/news/doc/200518_3.pdf(2022年12月19日閲覧)
7)骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会(編):骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン 2015年版.ライフサイエンス出版,2015
8)日本骨粗鬆症学会:二次骨折予防のための骨折リエゾンサービス(FLS)実践マニュアル.2020.http://www.josteo.com/ja/news/doc/201125_1.pdf(2022年12月19日閲覧)
9)国立健康・栄養研究所:健康日本21(第二次)分析評価事業.https://www.nibiohn.go.jp/eiken/kenkounippon21/kenkounippon21/mokuhyou.html(2023年2月19日閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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