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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル57巻4号

2023年04月発行

文献概要

ひろば

保健医療福祉関連職の教育における連携と教養に関する考察

著者: 中村壮大12 奈良勲3

所属機関: 1こころ訪問看護ステーション 2介護老人保健施設ひまわりの里 3広島大学

ページ範囲:P.492 - P.492

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 本邦における保健医療福祉提供体制が,チームとしての保健医療福祉関連職(Allied Health Professions:AHP)によって担われるようになったのは,太平洋戦争(1941〜1945年)後のことである.そもそも戦前には,医師,歯科医師,看護師,薬剤師以外に法律上の身分を有するAHPは存在しなかった.

 保健医療福祉関連における「専門職」であるAHPは,その専門的な知識と技術のほかに,倫理=専門職倫理に準じていると言われている.公益社団法人日本理学療法士協会の倫理綱領にも,理学療法士は,AHPと連携して質の高い理学療法を提供するとの項目が含まれている.

参考文献

1)絹川正吉:大学教育のエクセレンスとガバナンス—絹川学長の教学経営ハンドブック.地域科学研究会高等教育情報センター,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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