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特集 関節間トレードオフ
EOI(essences of the issue)
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ページ範囲:P.510 - P.511
文献購入ページに移動 臨床実習では関節可動域を評価した後,可動域制限をミクロに分解して,器質的要素を探すことが多いが,臨床ではその論理展開では少しすると限界を感じてくる.しかし何年経っても同じように考えている理学療法士もいる.そのアイデアの枠組み(frame of reference)が狭いために起こる因果律の限界である.関節に協調性のようなものがあることは,臨床を行うと気づく.その協調性をどう臨床に活かすことができれば疾患に太刀打ちできるのであろうか.運動器疾患,中枢性疾患を問わず人の動きの協調性について論議していただく.
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