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文献概要
特集 関節間トレードオフ
シナジー解析と関節間協調性
著者: 舩戸徹郎1
所属機関: 1電気通信大学大学院情報理工学研究科機械知能システム学専攻(制御工学)
ページ範囲:P.526 - P.530
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●運動中に複数関節が同じ関係を保って動くことがあり,関節間協調または運動学シナジーと呼ばれる
●関節間の協調は,各関節の角度を軸とする空間上での平面のような低次元の構造として現れる
●データからシナジーを推定するシナジー解析では,最小二乗法による平面の座標軸の推定に相当する処理が行われる
●運動中に複数関節が同じ関係を保って動くことがあり,関節間協調または運動学シナジーと呼ばれる
●関節間の協調は,各関節の角度を軸とする空間上での平面のような低次元の構造として現れる
●データからシナジーを推定するシナジー解析では,最小二乗法による平面の座標軸の推定に相当する処理が行われる
参考文献
1)Lacquaniti F, et al:Cat posture on a tilted platform. Exp Brain Res 1984;57:82-88
2)Lacquaniti F, et al:Independent control of limb position and contact forces in cat posture. J Neurophysiol 1994;72:1476-1495
3)Borghese NA, et al:Kinematic determinants of human locomotion. J Physiol 1996;494:863-879
4)Funato T, et al:Variant and invariant patterns embedded in human locomotion through whole body kinematic coordination. Exp Brain Res 2010;205:497-511
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