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書評
—工藤慎太郎(編)—「—運動学×解剖学×エコー—関節機能障害を「治す!」理学療法のトリセツ」 フリーアクセス
著者: 赤羽根良和1
所属機関: 1さとう整形外科リハビリテーション科
ページ範囲:P.569 - P.569
私は現在,運動器疾患を中心に理学療法を行っています.運動器疾患に対しては機能解剖学の知識を中心とした評価を行いますが,特に重要な点は,臨床的に意義のある圧痛所見を確実にとることです.最近では,超音波画像診断装置(エコー)を用いることで,圧痛を認める組織がどのような病態であるかを可視化できるようになりました.理学療法士はこれらの情報をベースに治療戦略を組み立て,的確な触診と操作技術を持ったうえで運動療法を実施する必要があります.
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