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慢性疼痛患者に対するリハビリテーション—「いきいきリハビリノート」を用いた認知行動療法に基づく運動促進法
著者: 岩﨑円1
所属機関: 1新潟大学医歯学総合病院
ページ範囲:P.596 - P.596
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慢性疼痛患者さんに対するリハビリテーションです.皆さんも一度は慢性疼痛患者さんに対する理学療法の経験があるのではないでしょうか.本邦の慢性運動器疼痛患者さんの10%に就学・就労の制限があり,その経済的損失は約3700億円と言われています.
当院は集学的痛みセンターの役割があり,他院で治療に難渋した慢性疼痛患者さんが紹介され理学療法が処方されます.慢性疼痛患者さんに対しては徒手療法を行うことも多いと思いますが,「慢性疼痛診療ガイドライン」では認知行動療法および患者教育を組み合わせた運動療法が強く推奨されています.当院では医師と理学療法士が協働して「いきいきリハビリノート」を用いた認知行動療法に基づく運動促進法(以下,本法)を行っています.
慢性疼痛患者さんに対するリハビリテーションです.皆さんも一度は慢性疼痛患者さんに対する理学療法の経験があるのではないでしょうか.本邦の慢性運動器疼痛患者さんの10%に就学・就労の制限があり,その経済的損失は約3700億円と言われています.
当院は集学的痛みセンターの役割があり,他院で治療に難渋した慢性疼痛患者さんが紹介され理学療法が処方されます.慢性疼痛患者さんに対しては徒手療法を行うことも多いと思いますが,「慢性疼痛診療ガイドライン」では認知行動療法および患者教育を組み合わせた運動療法が強く推奨されています.当院では医師と理学療法士が協働して「いきいきリハビリノート」を用いた認知行動療法に基づく運動促進法(以下,本法)を行っています.
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