文献詳細
文献概要
連載 私のターニングポイント・第44回
臨床のすべてがターニングポイント
著者: 大脇毅1
所属機関: 1
ページ範囲:P.1112 - P.1112
文献購入ページに移動 理学療法士は出会いが多い仕事です.その出会い一つひとつに感謝しながら,すべて私の成長の助けとなりました.当時,私は自費分野のリハビリテーションで働くにあたり,経営のことや患者さんとの人間関係の構築,自分の仕事に対する姿勢などに悩んでいました.ある時,患者さんから,「君の悩みの答えはすべて論語に書いてある」,「君は論語を読みなさい」と教えてくださり,毎日15分,論語を読む日々が続きました.この本との出合いが臨床を変えるきっかけでした.
私は卒後10年目で独立し,今は自費のサービスに携わり5年目です.自費分野では患者さんの今後の予後を明瞭にし,サービス提供後に結果を出さないと納得されません.日々の臨床のなかで満足のいく結果に至らないこともありました.自分の至らない点を改善するため,日々,勉強会にも参加し,本も読みました.それでもなかなか成長できたと思えずに悩んでいました.
私は卒後10年目で独立し,今は自費のサービスに携わり5年目です.自費分野では患者さんの今後の予後を明瞭にし,サービス提供後に結果を出さないと納得されません.日々の臨床のなかで満足のいく結果に至らないこともありました.自分の至らない点を改善するため,日々,勉強会にも参加し,本も読みました.それでもなかなか成長できたと思えずに悩んでいました.
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