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連載 My Current Favorite・22
定量的評価機器を用いた理学療法評価
著者: 伊藤翔太1
所属機関: 1藤田医科大学病院
ページ範囲:P.88 - P.88
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適切に理学療法を行うためには,適切な評価が重要であると考えています.経験が浅い頃には主観的な評価を中心に行っており,自分の行った治療は本当に効果があったのか悩むことが多くありました.理学療法の評価では現在でも主観的に判断されているものもあり,各理学療法士に依存しているのが現状です.
当院では痙縮を有する患者さんに対して理学療法とボツリヌス療法を併用して行っており,歩行は三次元動作解析装置を,痙縮は関節抵抗値を測定する機器を用いて定量的評価を実施しています.定量的な評価を行うことでわずかな変化も捉えることができます.そのため,治療に効果があったのかがより明確になり,理学療法を進めていくなかで治療方法の決定が行いやすくなりました.定量的な評価を行うことで,治療の効果が明確になるだけではなく,患者さんのモチベーション向上にもつながっています.
適切に理学療法を行うためには,適切な評価が重要であると考えています.経験が浅い頃には主観的な評価を中心に行っており,自分の行った治療は本当に効果があったのか悩むことが多くありました.理学療法の評価では現在でも主観的に判断されているものもあり,各理学療法士に依存しているのが現状です.
当院では痙縮を有する患者さんに対して理学療法とボツリヌス療法を併用して行っており,歩行は三次元動作解析装置を,痙縮は関節抵抗値を測定する機器を用いて定量的評価を実施しています.定量的な評価を行うことでわずかな変化も捉えることができます.そのため,治療に効果があったのかがより明確になり,理学療法を進めていくなかで治療方法の決定が行いやすくなりました.定量的な評価を行うことで,治療の効果が明確になるだけではなく,患者さんのモチベーション向上にもつながっています.
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