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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル58巻11号

2024年11月発行

文献概要

連載 今月の深めたい理学療法周辺用語・第11回

メタ可塑性(metaplasticity)

著者: 山口智史1

所属機関: 1京都大学大学院医学研究科先端理学療法学講座

ページ範囲:P.1277 - P.1279

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はじめに

 中枢神経系には,時々刻々と変化する環境に適応するために,その機能と構造を再編成する能力がある.この再編成において重要な役割を果たしているのが,シナプス可塑性である.

 本稿でとりあげるメタ可塑性は,シナプス可塑性を制御する過程であり,シナプス可塑性による神経ネットワークの再構築や恒常性を維持するうえで必須のメカニズムである.

参考文献

1)Abraham WC, et al:Metaplasticity:the plasticity of synaptic plasticity. Trends Neurosci 1996;19:126-130
2)Abraham WC:Metaplasticity:tuning synapses and networks for plasticity. Nat Rev Neurosci 2008;9:387. doi:10.1038/nrn2356.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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