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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル58巻2号

2024年02月発行

文献概要

特集 総合理学療法

―理学療法士が総合的に捉える視点(水準と領域のマトリックス)―代謝

著者: 野村卓生1 井垣誠2

所属機関: 1関西医科大学リハビリテーション学部理学療法学科 2公立豊岡病院組合立豊岡病院リハビリテーション技術科

ページ範囲:P.196 - P.200

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Point

●理学療法の対象者に糖尿病を合併する患者は多いが,人口の高齢化も伴い,糖尿病を合併する患者はますます増加する

●糖尿病性合併症には,急性合併症と慢性合併症があり,これらの有無と重症度を評価し,リスク管理する必要がある

●適切な臨床推論のもとに理学療法を行うため,すべての理学療法士が身につけておくべき糖尿病理学療法の知識と技能がある

参考文献

1)野村卓生:臨床で確実に実施すべき糖尿病を合併したリハビリテーション対象患者への基本チェック—臨床推論過程の可視化と理学療法評価のすすめ方.理学療法湖都2019;(39):1-5
2)野村卓生,他:糖尿病自律神経障害を有する糖尿病患者へのリハビリテーション.保健医療学雑誌2014;5:52-57
3)野村卓生,他:理学療法士の立場からSMBGを運動指導に役立てる—SMBGを活用した運動療法の指導とリスク管理.DM Ensemble 2017;6:22-24
4)野村卓生,他(編):身体機能・歩行動作からみたフットケア.文光堂,2016
5)日本糖尿病学会(編):糖尿病診療ガイドライン2019.南江堂,2019
6)野村卓生,他:運動療法と自律神経機能測定—糖尿病性自律神経障害の場合.理学療法2021;38:528-535
7)日本糖尿病療養指導士認定機構(編著):糖尿病療養指導ガイドブック2015.メディカルレビュー,2015
8)野村卓生,他:糖尿病患者におけるサルコペニアと筋力.糖尿病・内分泌代謝科2020;50:421-425
9)野村卓生,井垣 誠,他:理学療法管理学からみる訪問リハビリテーションの課題—合併症としての糖尿病をどのように考慮すべきか.日糖尿病理学療法誌2022;2:S15-S24

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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