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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル58巻5号

2024年05月発行

文献概要

プラクティカル・メモ

スクワット運動の運動負荷量の段階づけができる傾斜台を用いた環境設定の工夫

著者: 岡徳之1 樋口明伸1

所属機関: 1医療法人社団健育会ねりま健育会病院回復期リハビリテーションセンター

ページ範囲:P.614 - P.615

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序論

 立ち上がりを伴う生活行為の自立度の向上には,下肢筋力の向上が求められる.レール上を可動する板を備えたスライド式傾斜機器は,部分荷重でのスクワット運動が可能である1).スライド式傾斜機器は,運動負荷量を調整した下肢筋力強化練習に活用できると考えたが,当院は所有していない.そこで,傾斜台の機構に着目し,スライド式傾斜機器を擬似再現した環境を構築した.その結果,膝関節伸展筋力が徒手筋力テストで2(poor)の対象者でも,反復してスクワット運動が可能であったため,その環境設定を共有する.

参考文献

1)Cipriani DJ, et al:Reliability and validity of a partial weight bearing measure of lower extremity performance. N Am J Sports Phys Ther 2009;4:49-59

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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