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特集 足病—あしを救って機能も救うために
—エディトリアル—足病—あしを救って機能も救うために
著者: 永冨史子12
所属機関: 1川崎医科大学総合医療センター 2川崎医科大学高齢者医療センター
ページ範囲:P.632 - P.634
文献購入ページに移動理学療法においても,疾患を問わず,歩行動作は治療目的・治療手段のどちらにもなり得る.理学療法士は,患部や主症状を中心に周囲関節や運動機能の連鎖・筋力・神経症状・他臓器機能などを統合し,必要な理学療法を考え,提供する.ともすれば全身運動中の身体各部位のなかで,股関節・膝関節・体幹に比して足関節以下は一体ものとして取り扱われることがあることも否めないが,いずれにしても足は複雑な構造で緻密に動き,支持面と直接接しダイナミックにヒトの動作を支えるきわめて重要な役割を担っている.
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