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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル58巻7号

2024年07月発行

文献概要

書評

—上杉雅之(監),木下めぐみ,篠原 博(編)—「動画でイメージ! 理学療法はじめての臨床実習」

著者: 浦辺幸夫1

所属機関: 1広島大学大学院医系研究科心身機能生活制御科学講座スポーツリハビリテーション学

ページ範囲:P.815 - P.815

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 本書を前にして,私が理学療法を学んだ45年前のこと,教職についてから現在までの社会と理学療法学の変遷を考えました.この期間に,臨床実習に関係する診療参加型やobjective structured clinical examination(OSCE)などずいぶんと変わったところ,臨床研究の沈滞などあまり変わらないところ,利他主義をベースにして変わってはいけないところ,などが総括できるところでしょうか.

 「教科書は大切」,という考えはいつももっています.臨床実習に出て守らないといけないルールを知ることは必須です.臨床現場でのクリニカルリーズニングについての学習書はありますが,臨床実習そのものをテーマにしたものは意外にも少ないので,本書の価値は教科書としても高まると思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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