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連載 今月の深めたい理学療法周辺用語・第9回
超音波エラストグラフィー
著者: 中村雅俊1
所属機関: 1西九州大学リハビリテーション学部
ページ範囲:P.1052 - P.1053
文献購入ページに移動はじめに
超音波エラストグラフィーの技術が開発されて以来,現在まで多くの臨床場面で使用されており,一部の領域では診療報酬が加算されるようになった.超音波エラストグラフィーについて,一度は聞いたことがあるという読者も多いだろう.本稿ではその基本的な原理を紹介するとともに理学療法における有用性についても概説する.
超音波エラストグラフィーの技術が開発されて以来,現在まで多くの臨床場面で使用されており,一部の領域では診療報酬が加算されるようになった.超音波エラストグラフィーについて,一度は聞いたことがあるという読者も多いだろう.本稿ではその基本的な原理を紹介するとともに理学療法における有用性についても概説する.
参考文献
1)Umegaki H, et al:Acute effects of static stretching on the hamstrings using shear elastic modulus determined by ultrasound shear wave elastography:differences in flexibility between hamstring muscle components. Man Ther 2015;20:610-613
2)Roots J, et al:Ultrasound elastography in the assessment of post-stroke muscle stiffness:a systematic review. Insights Imaging 2022;13:67. doi:10.1186/s13244-022-01191-x
3)Kobayashi K, et al:Effect of age on shear modulus, muscle thickness, echo intensity of the upper limb, lower limb, and trunk muscles in healthy women. Eur J Appl Physiol 2023;123:797-807
4)Akagi R, et al:Age-related differences in muscle shear moduli in the lower extremity. Ultrasound Med Biol 2015;41:2906-2912
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