文献詳細
学会印象記
第59回米国神経学会総会(2007年4月28日~5月5日,ボストン)
著者: 常深泰司1
所属機関: 1東京医科歯科大学大学院脳神経病態学(神経内科)分野
ページ範囲:P.1002 - P.1003
文献概要
米国神経学会(AAN)は会員数2万人を超える大学会で,年次総会には1万人を超える参加者があり,世界で最も大きな総会の1つです。本年は1,687演題の発表がありましたが,採択率は約30%と難関で,特に海外からの演題採択率は低いそうです。今回は学会場が狭いため,例年に比べ演題数を絞らざるを得ず,さらに難しくなったようです。米国からの演題が多いですが,イギリス,フランスをはじめとするヨーロッパ各国,ブラジル,アフリカ,そして日本からの発表もあり,非常に国際色豊かで,学会場ではさまざまな言語が飛び交っています。
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