文献詳細
神経画像アトラス
脳出血で発症し特徴的なMRI画像を呈したCerebral Amyloid Angiopathyの1例
著者: 有島英孝1 松田謙1 半田裕二1 久保田紀彦1 木下一之2 木村浩彦2 今村好章3
所属機関: 1福井大学医学部脳脊髄神経外科 2福井大学医学部放射線科 3福井大学医学部病理部
ページ範囲:P.1196 - P.1197
文献概要
既往歴 脳梗塞。タバコ20本×40年の喫煙歴あり。
家族歴 特記すべきことなし。
現病歴 2007年9月下旬,起床時から右側視野障害を自覚し近医受診,点滴治療を受け,いったん帰宅したが症状の改善なく,同日夕食中に嘔気が出現し当院へ救急搬送された。
入院時現症 入院時意識レベルはJapan Coma Scale(JCS)2,運動および感覚障害はないものの,Gerstmann症候群と右同名半盲を認めた。一般血液生化学検査では明らかな異常はなかった。
参考文献
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