文献詳細
連載 神経学を作った100冊(21)
ロブシュタイン「人の交感神経について 解剖,生理,病理」(1823)
著者: 作田学1
所属機関: 1日本赤十字社医療センター神経内科
ページ範囲:P.1094 - P.1095
文献概要
解剖病理学の重要性を感じていたロブシュタインは,1813年に病理博物館を創立する。その後1819年に有名な生物学者キュビエの紹介により,ストラスブール大学に迎えられ,病理解剖学の教授になった。これは世界各国を通じて,専任の病理解剖学者の始まりであると伝えられている1)。そして,この教室にはやがてフォン・レックリングハウゼンが来ることになる。
参考文献
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