はじめに
1993年,発症6時間以内の超急性期脳塞栓症に対するデュテプラーゼを用いたrecombinant tissue-type plasminogen activator(rt-PA)静注療法の有効性が世界に先駆けて日本から発表された1)。続いて,1995年にNINDS(National Institute of Neurological Disorder and Stroke)rt-PA Stroke Studyによって,発症3時間以内の虚血性脳血管障害に対するアルテプラーゼ静注法の有効性が示され2),その翌年には米国食品医薬品局(Food and Drug Administration:FDA)によって,世界初の脳卒中特効薬として承認された。その後,欧州,カナダ,アジアの世界40カ国以上で承認され,臨床使用されてきた。
一方,日本では,特許権の問題からデュテプラーゼが製造販売中止となり,国内でのrt-PA静注療法は長らく未承認のままであった。2002年から2003年にかけて,発症3時間以内の虚血性脳血管障害に対するrt-PA(アルテプラーゼ)静注療法のオープン試験(第Ⅲ相治験,Japan Alteplase Clinical Trial:J-ACT)が行われ3),本薬は2005年10月に厚生労働省から発症3時間以内の脳梗塞への適応拡大承認を得た。承認後のrt-PAの国内での年間使用症例数は推定4,000例以上であり,既に超急性期虚血性脳血管障害治療の柱になったと言っても過言ではない。
本稿では超急性期虚血性脳血管障害に対する血栓溶解療法の現況,最新の動向,当院におけるrt-PA静注療法の治療成績について報告し,今後の展望を述べることとする。
雑誌目次
BRAIN and NERVE-神経研究の進歩61巻9号
2009年09月発行
雑誌目次
特集 脳血管障害治療の進歩
血栓溶解療法の最新の動向
著者: 中島隆宏 , 峰松一夫
ページ範囲:P.1003 - P.1012
救急疾患としてのTIA
著者: 内山真一郎
ページ範囲:P.1013 - P.1022
はじめに
一過性脳虚血発作(transient ischemic attack:TIA)は脳梗塞の前兆となる病態として重要であるが,治療しなくても短時間で症状が消失してしまうため本人や家族に軽視または無視されがちである。また,発症直後のTIAと既往としてのTIAの危険性の相違は医師にさえ十分認識されていない。しかしながら,TIAへの初期対応の遅れは患者の転帰に重大な影響を及ぼす危険性がある。したがって,発症直後のTIAは救急疾患の対象となる病態として直ちに評価を行い,早急に治療を開始すべきである。
本稿では,TIAを救急疾患としてとらえる新たなコンセプトを提唱し,早期評価と早期治療開始の重要性を,それらの根拠となったエビデンスとともに解説し,最近発表されたガイドラインの推奨内容と,筆者が関与している大規模な国際共同研究の概要を紹介する。
脳動脈ステント
著者: 坂井信幸 , 坂井千秋
ページ範囲:P.1023 - P.1028
はじめに
ステントは,主に金属でできた筒状の機器の総称で,内側から支持して管腔構造を保つ機器のことを言う。Stentという19世紀の歯科医の名前が語源で,歯科では歯と歯の間を支える器具のことを言うそうである。脳血管疾患を扱う者には縁が薄いが,胆管や食道などにもステントは応用されており,管腔構造を保つことによって治療目的を果たす医療機器と理解するのが妥当である。
さて,ステントは頭蓋外を含めた脳動脈疾患に対して積極的に応用されるようになってきたが,一口に脳動脈ステントと言っても,目的(対象疾患)が違えば構造も異なる。脳動脈ステントの使用目的は,狭窄病変の治療と脳動脈瘤の治療の2つに分かれる。その対象部位は,頭蓋外頸動脈,腕頭および鎖骨下動脈,椎骨動脈起始部,起始部を除く椎骨動脈,頭蓋内動脈に分けて理解すべきである。
構造にはバルーン拡張型および自己拡張型という2つの種類がある。また,主に頭蓋外頸動脈用の自己拡張型ステントと頭蓋内動脈用の自己拡張型ステントは,ステントそのものもデリバリーシステムもまったく異なる。本稿では,まず現在開発されて脳動脈に応用されているステントを紹介し,次にそれぞれの疾患にどう応用され今後どう展開されるかを解説することにする。
脳動脈瘤の血管内治療
著者: 保谷克巳 , 兵頭明夫
ページ範囲:P.1029 - P.1041
はじめに
脳血管障害のうち,くも膜下出血は重要な疾患である。その原因となる脳動脈瘤の治療方法の近年における進歩は血管内治療を抜きにしては語れない。動脈瘤に対する血管内治療について,その歴史と現在の臨床的な評価を概観し,近年のデバイスやテクニックの進歩,今後の展望について述べたい。
脳梗塞の遺伝子治療と再生医療
著者: 阿部康二
ページ範囲:P.1043 - P.1049
Ⅰ.脳梗塞の基本治療戦略
脳梗塞病巣の血管内では血液凝固系亢進と血小板活性化という2つのカスケードの活性化が同時に始まる。内因系および外因系の血液凝固因子が活性化され,トロンビンを介してフィブリン形成や血小板凝集,血管収縮を惹起しつつ2次血栓の拡大進展と進み,最終的に脳梗塞病巣の拡大につながってゆく。また,脳虚血によって脳細胞の膜脂質から遊離されてくるアラキドン酸や,活性化された血小板から放出されるアラキドン酸によって,アラキドン酸カスケードが活性化し,最終的にトロンボキサン(TX)A2によって血小板凝集と血管収縮が惹起され,結果的には血液凝固系亢進の結果と同様に2次血栓の拡大進展につながってゆき,この両者はいずれも脳梗塞病巣の拡大進展に寄与する結果となる。
一方,脳梗塞病巣の脳実質内では脳梗塞中心部は虚血早期に強度のエネルギー代謝障害によって不可逆性変化を起こしてDNA損傷が生じており,この部分はischemic coreと呼ばれ,通常急性期の治療対象とはならないが,慢性期においては移植再生医療の対象となり得る部位である。脳梗塞辺縁部は分子レベルマーカーによって重層的になっているmultiple molecular penumbraと呼ばれ,ここが急性期治療のターゲットとなる。
総説
多系統萎縮症の神経細胞変性はいかに起こるか?
著者: 吉田眞理 , 曽根美恵
ページ範囲:P.1051 - P.1060
はじめに
多系統萎縮症(multiple system atrophy:MSA)はオリーブ橋小脳萎縮症(olivopontocerebellar atrophy:OPCA),線条体黒質変性症(striatonigral degeneration:SND),シャイ・ドレーガー症候群(Shy-Drager syndrome:SDS)を含む成人発症の孤発性神経変性疾患である。
当初OPCA,SND,SDSは独立した疾患として記載されたが,臨床像や病理学的な病変分布には共通点があることから1-5),1969年にGrahamとOppennheimerらはこれらの病態を包括してMSAと総称することを提唱した6-9)。わが国のTakahashiら10)もほぼ同時期にSDSとOPCAが共通した概念のもとに包括され得る疾患であることを考察している。1989~1990年にPappら11),Nakazatoら12)はMSAのオリゴデンドログリアの胞体内に嗜銀性封入体を同定し,OPCA,SND,SDSのサブタイプすべてに共通してglial cytoplasmic inclusion(GCI)が出現することを記載した。さらにその後家族性パーキンソン病(Parkinson disease:PD)の遺伝子異常としてα-synuclein(αSN)が同定され13),Lewy小体がαSNを構成蛋白とすることに加えて,MSAのGCIの主要な構成蛋白がαSNであることが確認された14-18)。MSAは現在PD,レヴィー小体型認知症(dementia with Lewy bodies:DLB)と共にsynucleinopathyの代表的な疾患であり,αSN陽性のGCIはMSAの病理診断的指標となっている。
オリゴデンドログリアの胞体内に形成されるGCIは神経細胞の変性を中心課題としてきたそれまでの考え方に大きな転換を与えた。MSAの病態を考えるうえでGCI形成の機序解明は極めて重要な鍵であり,MSAの神経細胞変性はGCIの形成によって神経細胞が2次的に障害された結果であるという“primary oligodendrogliopathy”という作業仮説は極めて魅力的で説得力に富む19)。
一方,“primary oligodendrogliopathy”であるとするとMSAの神経細胞は単純に萎縮消失していくと考えられるかもしれない。しかし,神経細胞の胞体内や核内にも封入体が出現していることはKatoら20),Pappら21)によって早くから指摘されていた。本稿ではMSAの病態をこれまでのGCI中心の視点とともに,神経細胞自体の変化に注目した観点から再考してみたい。
脳血管病変と炎症機転
著者: 北川一夫
ページ範囲:P.1061 - P.1068
はじめに
高安動脈炎,側頭動脈炎,膠原病など自己免疫疾患では,脳動脈壁での炎症が血管狭窄,閉塞をきたし脳梗塞の原因となることが知られている。従来アテローム血栓症の原因となるアテローム硬化では脂質沈着が主役を担うと考えられてきたが,近年アテローム硬化の発症,進展,破綻への炎症の関与が明らかにされ注目されている。特に虚血性心疾患の原因となる冠動脈アテロームプラークでは,不安定プラークの概念が確立され,炎症反応を引き金としたプラーク破綻が心筋梗塞の原因となることが明らかにされてきた。一方,アテローム血栓症の中で心筋梗塞と並んで臨床的に問題となることが多い脳梗塞への炎症機転の関与についても,近年報告が集積されつつある。
しかし,心筋梗塞の責任血管が冠動脈という特定の動脈であるのに対して,脳梗塞は頭蓋外,頭蓋内の弾性型動脈,筋型動脈,脳内深部を灌流する細動脈と血管径,構成様式の異なる血管の動脈硬化によって発症するため,各危険因子および炎症機転の関与の程度が異なることが予想される。
本稿では,最初に臨床疫学的に脳梗塞への炎症の関与を支持する報告について紹介したうえで,脳を灌流する頭蓋外動脈,頭蓋内動脈,細動脈に分けて筆者らの研究成果を交えつつ,今日までに得られている脳血管病変と炎症機転に関する知見を解説する。
症例報告
Wernicke脳症,亜急性連合性脊髄変性症,衝心脚気をきたしたビタミンB1,B12,葉酸欠乏症の1例
著者: 石河朝子 , 田口丈士 , 竹口将文 , 齊藤博彦 , 南里和紀
ページ範囲:P.1069 - P.1073
はじめに
ビタミンは生命維持に必須な物質であるが,その多くは生体内で合成されない。栄養事情が良好なわが国ではビタミン欠乏などの栄養障害は稀と考えられているが,高齢者,糖尿病患者,アルコール多飲者や偏った栄養摂取者など潜在的な栄養障害の患者は存在し,しばしば臨床の現場でビタミン欠乏症状を呈する患者を経験する。今回われわれは偏食が原因となったビタミンB1・B12,葉酸欠乏によって,多彩な神経症状,衝心脚気をきたし,またMRIで両側線条体病変を呈した症例を経験したので報告する。
紡錘状回の限局性病巣により純粋失読を呈した肥厚性硬膜炎の1例
著者: 小出玲爾 , 漆葉章典 , 坂東充秋
ページ範囲:P.1075 - P.1077
はじめに
われわれは,肥厚性硬膜炎に伴う静脈系の循環障害によって優位半球の紡錘状回に非常に限局した病巣を生じ,比較的軽度の純粋失読を呈した1例を経験したので報告する。従来,純粋失読は紡錘状回から舌状回にかけての病巣で出現するという報告がなされているが1),本例は既報の症例と比べても病巣が紡錘状回に極めて限局している点が特徴的であり,純粋失読の機序を検討するに当たって重要な症例と考えられた。
ムコールによる塞栓症を呈した脳幹梗塞の1例
著者: 高嶋良太郎 , 小鷹昌明 , 渡邉由佳 , 平田幸一 , 吉田敦
ページ範囲:P.1079 - P.1082
はじめに
ムコールは土壌などの自然界に広く生息し,免疫不全(糖尿病,造血器腫瘍,栄養不良,好中球減少,熱傷,臓器移植,腎不全,副腎皮質ステロイド治療,癌の化学療法,術後の遷延性経過など)を有する患者において,副鼻腔から浸潤し,時に全身に播種することによって肺炎や髄膜脳炎を呈する1)。
われわれは,骨髄異形成症候群の患者において小脳梗塞を発症し,早期に抗真菌薬を併用したにもかかわらず橋梗塞で死亡した例を経験した。化学療法や免疫抑制療法の発達から宿主免疫能の低下を背景とする患者が増加し,神経内科医として髄膜癌腫症や中枢神経感染症について相談される機会が急増している。
ムコールは培養同定されにくく,脳塞栓症の生前診断には苦慮する例が多く,しばしば不良な転帰をたどる。日和見感染の危険を有する患者に中枢神経障害が現れた場合に,ムコールによる播種性脳塞栓症も念頭におき,状態の急変に十分留意する必要性を喚起しなければならないと考え報告する。
傍腫瘍性小脳変性症とLambert-Eaton筋無力症症候群を呈した抗P/Q型VGCC抗体陽性の原発性肺重複癌の1例
著者: 岩波正興 , 小鷹昌明 , 中村利生 , 平田幸一
ページ範囲:P.1083 - P.1087
はじめに
傍腫瘍性神経症候群は,腫瘍における神経系への直接浸潤や転移ではなく,遠隔効果による自己免疫機序によって発症する。Lambert-Eaton筋無力症症候群(Lambert-Eaton myasthenic syndrome:LEMS)は肺小細胞癌を高率に合併し,P/Q型電位依存性カルシウムチャネル(P/Q-type voltage-gated calcium channel:P/Q型VGCC)に対する自己抗体が,神経終末のP/Q型VGCC量を減少させ,LEMSを発現させると推測されている。LEMSに小脳性運動失調を合併する例が散見されるようになり,抗P/Q型VGCC抗体が傍腫瘍性小脳変性症(paraneoplastic cerebellar disorder:PCD)にも関与することが示唆されている1-7)。われわれは,急性の小脳性運動失調を発症した症例で当初PCDを疑い,細気管支肺胞上皮癌を同定した。その後,抗P/Q型VGCC抗体を伴うLEMSの存在が明らかとなり,肺小細胞癌を証明し,結果として原発性肺重複癌であることを確認した。抗P/Q型VGCC抗体陽性のLEMSでは,従来指摘されている肺小細胞癌を明らかにすることが治療を選択するうえで極めて重要であり,積極的に検索する必要性を強調したいと考えたので報告する。
Neurological CPC
著明な自律神経症状を呈した末梢神経障害の59歳男性例
著者: 藤原雅代 , 森田陽子 , 松坂恵介 , 中野今治 , 福田隆浩 , 横地正之 , 河村満 , 織茂智之 , 福田隆浩 , 藤ヶ崎純子 , 後藤淳 , 鈴木正彦
ページ範囲:P.1089 - P.1097
司会 2例目をご発表いただきます。東京医療センターの森田先生,よろしくお願いいたします。
症例呈示
森田 患者は,当院初診時(X年)に57歳の男性です。主訴は両下肢のしびれと筋力低下です。
経過の概要ですが,52歳と55歳時に立ちくらみがして倒れて頭部を打撲し,医療機関にかかったというエピソードがありました。54歳時(X-3年)に左足先,次いで右足先にしびれ感が出現して,徐々に下腿へ広がったということで内科を受診し,血液検査やMRIを施行したそうですが,原因は不明と言われたそうです。翌年(X-2年),他院整形外科でMRIを施行し,椎間板ヘルニアによるものではないかと言われたそうです。さらに次の年(X-1年)の6月頃に足がもつれ,12月末から両手がしびれるような感覚と残尿感もするということで,別の病院で筋電図検査を施行したところ,末梢神経障害の疑いがあるのではないかと言われ,年明け(X年)1月に当院神経内科を受診されました。初診時の所見は後ほどお示しします。2週間ほど検査入院していただきましたが,原因確定せず,外来で経過観察としました。翌年(X+1年)2月に転倒し右大腿骨頸部骨折で他院にて入院治療を行い,歩行器で全荷重可能となり,4月に当科に2回目の入院となりました。
連載 神経学を作った100冊(33)
デュシェンヌ「運動の生理学」(1867)
著者: 作田学
ページ範囲:P.1098 - P.1099
本書はデュシェンヌの多くの著作の中で,最もユニークで重要なものの1つと思われる。彼はその序文の中で,約20年間を筋の電気刺激の実験と臨床観察をもって運動の生理学の解明に費やしてきたと述べている(Fig.1)1)。
「随意運動は意図的であれ,自動的であれ,複数の筋肉の収縮が組み合わさって実行される。その運動が合目的に遂行されるためには,その運動に参加する筋肉が時間的にも,空間的にも統一されて収縮しなくてはいけない」2)が,デュシェンヌは,初めてこの協調運動を重視した。そして,生きているときに筋が持っている機能を,随意運動をつかさどるものとして,あるいは調節機能や相互作用によって異常な運動を防ぐものとして,さらにそれらの筋張力のバランスによって安静時にも正常の肢位をとるものとして研究した1)。
--------------------
あとがき フリーアクセス
著者: 内山真一郎
ページ範囲:P.1102 - P.1102
本号では脳血管障害治療の進歩を特集した。脳卒中治療の進歩は目ざましく,神経疾患の治療の中でも最もダイナミックな変貌を遂げていると言える。脳卒中の治療や予防の進歩により脳卒中の死亡率や発症率は確かに減少しつつあるが,老齢人口の激増という負荷がそれを凌駕しているため脳卒中の患者数は依然として増加し続けており,2010年には300万人を突破し,少なくとも2030年まで増加は続くと予測されている。増加し続ける脳卒中患者に対してはさらなる治療法や予防法の進歩が必要となる。このような視点から,本特集では脳卒中急性期治療のハイライトとなっている血栓溶解療法の動向,新たな認識と取り組みが必要とされているTIA,非侵襲性とデバイスの進歩によって適応拡大が期待されているステントやコイル塞栓術による血管内治療,ブレークスルーになる可能性を秘めた治療として今後の進歩が期待される遺伝子・再生医療を取り上げた。脳卒中は,厚労省が最重要課題として取り組むべき3疾病として癌・糖尿病と並んで指定している社会的ニーズの高い疾患であり,現在,成立した癌対策基本法に続いて脳卒中対策基本法が法案として国会に提出されようとしている。本特集で取り上げた治療法は今後の脳卒中対策の中で極めて重要な位置を占めると考えられる。
基本情報
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バックナンバー
76巻12号(2024年12月発行)
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76巻11号(2024年11月発行)
特集 ALS 2024
76巻10号(2024年10月発行)
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76巻9号(2024年9月発行)
特集 治療可能な認知症としてのアルツハイマー病
76巻8号(2024年8月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である—revisited
76巻7号(2024年7月発行)
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76巻5号(2024年5月発行)
増大特集 末梢神経・筋肉の自己免疫性・炎症性疾患ハンドブック
76巻4号(2024年4月発行)
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76巻3号(2024年3月発行)
特集 きちんと説明ができますか?
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76巻1号(2024年1月発行)
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75巻12号(2023年12月発行)
特集 アガサ・クリスティーと神経毒
75巻11号(2023年11月発行)
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75巻10号(2023年10月発行)
特集 メタバースへの招待
75巻9号(2023年9月発行)
特集 妊娠と神経疾患
75巻8号(2023年8月発行)
特集 アルツハイマー病は本当に早期発見できるのか
75巻7号(2023年7月発行)
特集 Antibody Update 2023 Part2 末梢編
75巻6号(2023年6月発行)
特集 Antibody Update 2023 Part1 中枢編
75巻5号(2023年5月発行)
増大特集 神経・精神領域の薬剤ハンドブック
75巻4号(2023年4月発行)
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75巻3号(2023年3月発行)
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75巻2号(2023年2月発行)
特集 多系統萎縮症の新診断基準とこれからの診療
75巻1号(2023年1月発行)
特集 よく出会う不随意運動を知る
74巻12号(2022年12月発行)
特集 映画を観て精神・神経疾患を知る
74巻11号(2022年11月発行)
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74巻9号(2022年9月発行)
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74巻8号(2022年8月発行)
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74巻7号(2022年7月発行)
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74巻6号(2022年6月発行)
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74巻5号(2022年5月発行)
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74巻4号(2022年4月発行)
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74巻3号(2022年3月発行)
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73巻9号(2021年9月発行)
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73巻8号(2021年8月発行)
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73巻7号(2021年7月発行)
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73巻5号(2021年5月発行)
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73巻4号(2021年4月発行)
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72巻10号(2020年10月発行)
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72巻9号(2020年9月発行)
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72巻8号(2020年8月発行)
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72巻7号(2020年7月発行)
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72巻6号(2020年6月発行)
特集 前頭側頭葉変性症の今日的理解
72巻5号(2020年5月発行)
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72巻4号(2020年4月発行)
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72巻3号(2020年3月発行)
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72巻2号(2020年2月発行)
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72巻1号(2020年1月発行)
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71巻12号(2019年12月発行)
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71巻11号(2019年11月発行)
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71巻9号(2019年9月発行)
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71巻8号(2019年8月発行)
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71巻7号(2019年7月発行)
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71巻6号(2019年6月発行)
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71巻5号(2019年5月発行)
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71巻4号(2019年4月発行)
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71巻3号(2019年3月発行)
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71巻2号(2019年2月発行)
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71巻1号(2019年1月発行)
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70巻12号(2018年12月発行)
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70巻11号(2018年11月発行)
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70巻10号(2018年10月発行)
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70巻9号(2018年9月発行)
特集 脳神経内科診療に役立つ精神科の知識
70巻8号(2018年8月発行)
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70巻7号(2018年7月発行)
増大特集 記憶と忘却に関わる脳のしくみ—分子機構から健忘の症候まで
70巻6号(2018年6月発行)
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70巻5号(2018年5月発行)
特集 非アルツハイマー型認知症の病理学
70巻4号(2018年4月発行)
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70巻3号(2018年3月発行)
特集 『認知症疾患診療ガイドライン2017』を読み解く
70巻2号(2018年2月発行)
特集 知っておきたい神経感染症
70巻1号(2018年1月発行)
特集 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の今
69巻12号(2017年12月発行)
特集 運動異常症をみる—Web動画付録つき
69巻11号(2017年11月発行)
増大特集 こころの時間学の未来
69巻10号(2017年10月発行)
特集 成人てんかん—知っておきたい6つのトピック
69巻9号(2017年9月発行)
特集 ミクログリアと精神・神経疾患
69巻8号(2017年8月発行)
特集 遺伝性脊髄小脳失調症の病態と治療展望
69巻7号(2017年7月発行)
増大特集 あしたのアルツハイマー病治療
69巻6号(2017年6月発行)
特集 局在病変の神経心理学
69巻5号(2017年5月発行)
特集 Voxel-Based Morphometry—体積からわかること
69巻4号(2017年4月発行)
増大特集 ブロードマン領野の現在地
69巻3号(2017年3月発行)
特集 磁気刺激の新たな展開
69巻2号(2017年2月発行)
特集 Stroke-Like Diseases—鑑別時に注意を要する5病態
69巻1号(2017年1月発行)
特集 近年注目されている白質脳症
68巻12号(2016年12月発行)
特集 炎症性神経・筋疾患の新たな展開
68巻11号(2016年11月発行)
増大特集 連合野ハンドブック
68巻10号(2016年10月発行)
特集 アディクション—行動の嗜癖
68巻9号(2016年9月発行)
特集 自己免疫性脳炎・脳症
68巻8号(2016年8月発行)
特集 こころと汗
68巻7号(2016年7月発行)
増大特集 認知症の危険因子と防御因子
68巻6号(2016年6月発行)
特集 脳とフローラ
68巻5号(2016年5月発行)
特集 手の症候学—生理学・解剖学からみた新知見
68巻4号(2016年4月発行)
増大特集 治せる認知症
68巻3号(2016年3月発行)
特集 末梢神経の血管炎
68巻2号(2016年2月発行)
特集 筋疾患の認知機能障害
68巻1号(2016年1月発行)
特集 シャルコー・マリー・トゥース病
67巻12号(2015年12月発行)
特集 視床と高次脳機能
67巻11号(2015年11月発行)
増大特集 ギラン・バレー症候群のすべて—100年の軌跡
67巻10号(2015年10月発行)
特集 非・日常生活の脳科学
67巻9号(2015年9月発行)
特集 酵素補充療法
67巻8号(2015年8月発行)
特集 神経難病の終末期医療
67巻7号(2015年7月発行)
増大特集 神経疾患と感染症update
67巻6号(2015年6月発行)
特集 脳と「質感」
67巻5号(2015年5月発行)
特集 NCSE(非痙攣性てんかん重積状態)
67巻4号(2015年4月発行)
増大特集 大脳皮質vs.大脳白質
67巻3号(2015年3月発行)
特集 中枢神経の血管炎
67巻2号(2015年2月発行)
特集 「食べる」を考える
67巻1号(2015年1月発行)
特集 ニューロトキシコロジー
66巻12号(2014年12月発行)
特集 Orthopaedic Neurology—神経内科と整形外科の狭間で
66巻11号(2014年11月発行)
増大特集 神経症候学は神経学の“魂”である
66巻10号(2014年10月発行)
特集 分子を撃つ 神経疾患治療の新しい水平線
66巻9号(2014年9月発行)
特集 痙縮の臨床神経学
66巻8号(2014年8月発行)
特集 神経系の悪性リンパ腫update
66巻7号(2014年7月発行)
増大特集 アミロイド関連神経疾患のすべて―封入体筋炎からアルツハイマー病まで
66巻6号(2014年6月発行)
特集 ミラーニューロン
66巻5号(2014年5月発行)
特集 アセチルコリンと神経疾患―100年目の現在地
66巻4号(2014年4月発行)
増大特集 タッチ・ビジョン・アクション
66巻3号(2014年3月発行)
特集 神経筋疾患の超音波診断
66巻2号(2014年2月発行)
特集 糖尿病の神経学revisited
66巻1号(2014年1月発行)
特集 日常生活の脳科学
65巻12号(2013年12月発行)
特集 プロテイノパチーの神経病理学
65巻11号(2013年11月発行)
増大特集 Close Encounters―臨床神経学と臨床免疫学の遭遇と未来
65巻10号(2013年10月発行)
特集 神経系の発達メカニズム―最近の話題
65巻9号(2013年9月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である―現状と展望
65巻8号(2013年8月発行)
特集 こころの時間学―現在・過去・未来の起源を求めて
65巻7号(2013年7月発行)
増大特集 あしたの脳梗塞
65巻6号(2013年6月発行)
特集 見せる・仕分ける―脳機能解析の新手法
65巻5号(2013年5月発行)
特集 てんかん―新しいパースペクティブ
65巻4号(2013年4月発行)
増大特集 Antibody Update
65巻3号(2013年3月発行)
特集 次世代シーケンサーによる神経変性疾患の解析と展望
65巻2号(2013年2月発行)
特集 血液脳関門研究の進歩
65巻1号(2013年1月発行)
特集 Corticobasal Syndrome
64巻12号(2012年12月発行)
特集 The Border-Land of Dementia
64巻11号(2012年11月発行)
増大特集 痛みの神経学―末梢神経から脳まで
64巻10号(2012年10月発行)
特集 辺縁系をめぐって
64巻9号(2012年9月発行)
特集 高次脳機能イメージングの脳科学への新展開
64巻8号(2012年8月発行)
特集 線条体の基礎と臨床
64巻7号(2012年7月発行)
増大特集 顔認知の脳内機構
64巻6号(2012年6月発行)
特集 睡眠と覚醒の脳内機構
64巻5号(2012年5月発行)
特集 神経疾患のバイオマーカー
64巻4号(2012年4月発行)
増大特集 パーキンソン病の新しい側面
64巻3号(2012年3月発行)
特集 アカデミアから新規治療の実現へ―トランスレーショナルリサーチの現状
64巻2号(2012年2月発行)
特集 生物学的精神医学の進歩
64巻1号(2012年1月発行)
特集 iPS細胞と神経疾患
63巻12号(2011年12月発行)
特集 神経心理学と画像解析の融合
63巻11号(2011年11月発行)
増大特集 筋疾患update
63巻10号(2011年10月発行)
特集 緩徐進行性高次脳機能障害の病態
63巻9号(2011年9月発行)
特集 脳卒中の最新画像診断
63巻8号(2011年8月発行)
特集 日本人の発見した神経症候
63巻7号(2011年7月発行)
増大特集 神経筋接合部―基礎から臨床まで
63巻6号(2011年6月発行)
特集 ニューロパチー
63巻5号(2011年5月発行)
特集 神経系と血管内リンパ腫
63巻4号(2011年4月発行)
増大特集 てんかんの新しい治療
63巻3号(2011年3月発行)
特集 サイバーナイフ治療
63巻2号(2011年2月発行)
特集 続・日本人の発見した神経疾患
63巻1号(2011年1月発行)
特集 血管腫
62巻12号(2010年12月発行)
特集 頸部頸動脈狭窄症の診断と治療
62巻11号(2010年11月発行)
増大特集 歩行とその異常
62巻10号(2010年10月発行)
特集 ブレインバンク
62巻9号(2010年9月発行)
特集 視神経脊髄炎(NMO)update
62巻8号(2010年8月発行)
特集 辺縁系脳炎
62巻7号(2010年7月発行)
増大特集 アルツハイマー病―研究と診療の進歩
62巻6号(2010年6月発行)
特集 改正臓器移植法の問題点とその対応
62巻5号(2010年5月発行)
特集 神経画像のピットフォール―見落としと読み過ぎ
62巻4号(2010年4月発行)
特集 傍腫瘍性神経筋疾患update
62巻3号(2010年3月発行)
特集 神経回路解析法の最近の進歩
62巻2号(2010年2月発行)
特集 ニューロリハビリテーションの最前線
62巻1号(2010年1月発行)
特集 神経救急
61巻12号(2009年12月発行)
特集 Somatotopy再考
61巻11号(2009年11月発行)
特集 前頭側頭葉変性症
61巻10号(2009年10月発行)
特集 片頭痛の予防療法
61巻9号(2009年9月発行)
特集 脳血管障害治療の進歩
61巻8号(2009年8月発行)
特集 神経・筋疾患の分子標的治療
61巻7号(2009年7月発行)
特集 脳腫瘍研究の最前線―遺伝子解析から治療まで
61巻6号(2009年6月発行)
特集 脊椎・脊髄外科の最近の進歩
61巻5号(2009年5月発行)
特集 Restless legs syndrome
61巻4号(2009年4月発行)
特集 大脳基底核―分子基盤から臨床まで
61巻3号(2009年3月発行)
特集 Microneurography(微小神経電図法)の臨床応用
61巻2号(2009年2月発行)
特集 神経系の再興感染症と輸入感染症
61巻1号(2009年1月発行)
特集 脳神経倫理
60巻12号(2008年12月発行)
特集 痙縮
60巻11号(2008年11月発行)
特集 脳卒中と遺伝子
60巻10号(2008年10月発行)
特集 若年者の脳卒中
60巻9号(2008年9月発行)
特集 知・情・意の神経学
60巻8号(2008年8月発行)
特集 脳硬膜動静脈瘻
60巻7号(2008年7月発行)
増大特集 学習と記憶――基礎と臨床
60巻6号(2008年6月発行)
特集 Crow-深瀬症候群(POEMS症候群)
60巻5号(2008年5月発行)
特集 「痛み」の研究と治療の最前線
60巻4号(2008年4月発行)
増大特集 神経系の発生とその異常
60巻3号(2008年3月発行)
特集 特発性正常圧水頭症(iNPH)―最近の話題
60巻2号(2008年2月発行)
特集 がん治療と神経障害
60巻1号(2008年1月発行)
特集 日本人の発見した神経疾患
59巻12号(2007年12月発行)
特集 損傷神経の再生―温存的治療法の開発
59巻11号(2007年11月発行)
特集 手根管症候群をめぐって
59巻10号(2007年10月発行)
増大特集 ALS―研究と診療の進歩
59巻9号(2007年9月発行)
特集 パーキンソン病の認知機能障害
59巻8号(2007年8月発行)
特集 パーキンソン病の分子遺伝学―最近の知見
59巻7号(2007年7月発行)
増大特集 情報伝達処理におけるグリアの機能と異常
59巻6号(2007年6月発行)
特集 職業性神経障害の新しい展開
59巻5号(2007年5月発行)
特集 脳画像最前線
59巻4号(2007年4月発行)
増大特集 最近注目される脳神経疾患治療の研究
59巻3号(2007年3月発行)
特集 分子イメージング
59巻2号(2007年2月発行)
特集 進行性多巣性白質脳症の新しい展開―PMLが治る時代へ向けて
59巻1号(2007年1月発行)
特集 高次視覚研究の最近の進歩