文献詳細
学会印象記
Biennial meeting of World Federation of Neurology Research Group on Aphasia and Cognitive Disorders(2012年12月9~12日,ハイデラバード)
著者: 杉本あずさ1
所属機関: 1昭和大学医学部内科学講座神経内科学部門
ページ範囲:P.486 - P.487
文献概要
やはり学会の話を中心にしなければいけないと思うが,今回参加したのはBiennial meeting of World Federation of Neurology Research Group on Aphasia and Cognitive Disorders(WFN-RGACD)という長い名称の,分科会だった。あまり広くない宴会場のような一部屋で,Dr. Warrington EK,Dr. Manes F,池田学先生をはじめ,ご高名な先生方のご講演を朝から夕方まで次々と聞くことができて豪華だった。ポスター発表は,12月中旬にもかかわらず東京の初秋くらいの陽が射す,気持ちのいい庭(!)で行われた(写真1)。研究テーマは,高次脳機能障害の範囲で多様だったが,症状でいえば失語,疾患群でいえば認知症がやや多かったように思う。
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