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特集 こころの時間学―現在・過去・未来の起源を求めて
文献概要
特集の意図
「時計というのはね,人間ひとりひとりの胸の中にあるものを,きわめて不完全ながらもまねて象ったものなのだ。光を見るためには目があり,音を聞くためには耳があるのとおなじに,人間には時間を感じとるために心というものがある。そして,もしその心が時間を感じとらないようなときには,その時間はないもおなじだ。」
――ミヒャエル・エンデ作, 大島かおり訳: モモ. 岩波書店, 東京, 1976, p221より
「時計というのはね,人間ひとりひとりの胸の中にあるものを,きわめて不完全ながらもまねて象ったものなのだ。光を見るためには目があり,音を聞くためには耳があるのとおなじに,人間には時間を感じとるために心というものがある。そして,もしその心が時間を感じとらないようなときには,その時間はないもおなじだ。」
――ミヒャエル・エンデ作, 大島かおり訳: モモ. 岩波書店, 東京, 1976, p221より
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