文献詳細
学会印象記
XVIIIth International Congress of Neuropathology(2014年9月14〜18日,リオ・デ・ジャネイロ)
著者: 若林孝一1
所属機関: 1弘前大学大学院医学研究科脳神経病理学講座
ページ範囲:P.116 - P.117
文献概要
リオ・デ・ジャネイロはサンパウロに次ぐブラジル第2の都市であり,1960年に首都がブラジリアに遷るまでは首都が置かれていた。ブラジルでは2014年にサッカーのワールドカップが開催され,2016年にはリオ・デ・ジャネイロでオリンピックの開催が予定されている。しかし,国際空港を出てタクシーでホテルに向かうとすぐにスラム街が広がる。貧民層は全体の約2割という。国土が広いせいか鉄道は発達しておらず,公共交通機関の主体はバスである。確かにバス停には夕方ともなると多くの人が並んでいた。後で聞くところによれば,バス停はあるが時刻表はないとのことで,つまり,バスが来るまで待つということらしい。
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