特集の意図
視床は,多くの感覚情報の処理を行い,また運動の中継核として随意運動をコントロールすることで知られている。加えて,皮質連合野とも情報をやり取りしており,高次脳機能への関与も明らかとなっている。本特集では,まず視床の解剖学的知識を振り返り,損傷例の知見を中心に注意,記憶,言語,情動の4つの高次脳機能と視床との関わりを概観する。
雑誌目次
BRAIN and NERVE-神経研究の進歩67巻12号
2015年12月発行
雑誌目次
特集 視床と高次脳機能
扉 フリーアクセス
ページ範囲:P.1457 - P.1457
視床の構造
著者: 井手智 , 掛田伸吾 , 興梠征典
ページ範囲:P.1459 - P.1469
視床は大脳半球と脳幹を中継する間脳の大部分を占め,多数の神経核を有する。これらの神経核は大脳皮質と相互的に連絡し,感覚や運動だけでなく,注意,記憶,言語や情動など大脳皮質が担う機能の多くに関与する。このため視床の病巣は多様な臨床症状を引き起こし,その解剖の知識は臨床において重要である。本稿では視床を含む間脳の構造について,症例を交えて概説する。
視床と注意
著者: 所和彦 , 佐藤博信 , 山本真裕美 , 永井喜子
ページ範囲:P.1471 - P.1480
注意とは情報の選択であり,視床は視覚・聴覚情報の選択を行っている。必要な情報にスポットライトを当て,同時に周囲の背景を抑制することにより重要な情報を際立たせている。視覚情報を選択する場が外側膝状体(LGB)で,そのLGBを管理し情報の選択を強化しているのが視床網様核(TRN)である。さらに頭頂・側頭・前頭葉などから下されるトップダウン様式の注意を調整し,行動と結びつけているのが視床枕である。また自験の視床出血における注意障害について検討した。
記憶の神経解剖学的ネットワークと健忘—視床からの視点
著者: 西尾慶之 , 森悦朗
ページ範囲:P.1481 - P.1494
視床前核群および内背側核は,乳頭体,内側側頭葉,前頭前皮質,後部帯状皮質とともに記憶の神経解剖学的ネットワークを構成している。本論文ではウェルニッケ・コルサコフ症候群や視床梗塞による健忘や動物の脳破壊実験から得られた知見を神経解剖学的ネットワークの観点から考察する。さらに,近年の動物研究の結果に基づいて,記憶における視床前核群および内背側核の機能的役割に関わる今後の研究展望を提示する。
左視床と失語
著者: 中野明子 , 下村辰雄
ページ範囲:P.1495 - P.1498
優位側視床を含む病巣により超皮質性失語類似の言語症状を生じること(視床失語)が知られている。しかし視床に病巣があっても失語症状が発現しないことや,短期間で消失することもある。また健忘や性格変化が前景となる場合もある。したがって視床失語を独立した失語型として認めることについてはいまだ議論が多い。視床は脳幹網様体賦活系の中継核で,注意のネットワークにも関わり,パペッツの回路・ヤコブレフの回路では記憶の中継役を担うとされるが,視床病巣が失語の発現にどのような機序で関わるのかは明確化されていない。本稿では視床失語に関する過去の報告,最近の研究を紹介し,まとめた。
視床と情動
著者: 平山和美
ページ範囲:P.1499 - P.1508
視床背内側核は情動の形成に重要な基底外側辺縁回路と前頭葉-皮質下回路の一要素である。視床下部は基底外側辺縁回路と連結している。視床背内側核や視床下部が損傷すると,発現する情動に異常が生じる。視床枕は上丘-視床枕-扁桃体経路の一要素として,生態学的に重要な視覚情報の,無意識的な処理や意識的ですばやい処理に関わる。視床枕が損傷すると,視覚的脅かしや恐怖の表情が短時間だけ提示されたとき,反応に異常が生じる。
総説
SLONM-MGUS—M蛋白血症を伴う孤発性成人発症型ネマリンミオパチー
著者: 永井太士 , 砂田芳秀
ページ範囲:P.1515 - P.1521
孤発性成人発症型ネマリンミオパチーは進行性の筋力低下を呈する稀な疾患であり,血清CK値も正常なことから,運動ニューロン疾患と誤診される可能性がある。中でも意義不明のM蛋白血症を合併する症例は予後不良であり,各種免疫療法の効果は乏しく,患者は数年の経過で呼吸不全から死亡に至ることが多い。近年,本疾患の治療として高用量化学療法に続く自己末梢血幹細胞移植が奏効するとの報告が散見され,注目されている。
網膜色素変性症における熱ショック蛋白質70の役割と新たな治療戦略
著者: 郡山恵樹 , 古川絢子
ページ範囲:P.1523 - P.1531
網膜色素変性症(RP)は視細胞の進行性変性を特徴とする失明疾患であり,患者の急増が見込まれる。しかし,具体的治療法が確立されておらず解決が急務である。一方,細胞保護作用を有する熱ショック蛋白質70(HSP70)のRPに対する役割が不明である。本稿ではRPの新たな病態メカニズムとしてカルボニル化されたHSP70の切断作用を中心に示すとともに,HSP70誘導薬による治療の可能性について述べる。
シリーズ・ビタミンと神経疾患その4
ビタミンEとアルツハイマー病
著者: 篠原もえ子 , 山田正仁
ページ範囲:P.1509 - P.1513
アルツハイマー病の病態において酸化ストレスの関与が考えられている。疫学研究では,抗酸化物質であるビタミンEを多く摂取する高齢者は,アルツハイマー病の発症が少ないと報告されている。一方,健常高齢女性や軽度認知障害を対象としたランダム化比較試験ではビタミンEの認知機能低下抑制効果は証明できなかった。今後,適切にデザインされた臨床試験により,ビタミンEのアルツハイマー病予防効果が検証されることが望まれる。
症例報告
皮膚生検が診断に有用であった非典型CADASILの1例
著者: 玉木慶子 , 深江治郎 , 古賀佳織 , 永利聡仁 , 植田明彦 , 合馬慎二 , 安東由喜雄 , 坪井義夫
ページ範囲:P.1533 - P.1537
患者は57歳の男性。片頭痛とうつ病の既往あり。最近,仕事での誤りが多くなり精査のため入院した。神経心理検査で遂行機能障害があり,頭部MRIでは大脳白質病変が認められた。家族歴はないが精査のため皮膚生検を施行し,オスミウム好性顆粒状物質(granular osmiophilic material:GOM)が陽性であることからCADASILと診断した。NOTCH3遺伝子検査ではexon 8で本邦では初めてのR427C変異を認めた。皮膚生検は簡便で非典型例CADASILの診断および稀な遺伝子変異の発見に有用と考えられた。
学会印象記
Alzheimer's Association International Conference 2015(2015年7月18〜23日,ワシントンD.C.)
著者: 富田泰輔
ページ範囲:P.1538 - P.1539
Alzheimer's Associationの国際会議AAIC2015が7月18〜23日に米国ワシントンD.C.において開催された。本会議はアルツハイマー病に関連して,基礎研究と臨床研究の成果が報告される,注目度の高い学会の1つである。7月のホリデーシーズンということもあり,リラックスした雰囲気もある一方で,重要な治験の結果が初めて公開されることもしばしばあるため,米国ではメディアの注目も非常に高い。また製薬企業の研究成果が報告されることも多く,さまざまな情報交換・研究者交流が精力的に行われている。非常に広い分野をフォローしている学会でもあり,印象記としては自分の研究分野に近い領域に関連しているのはお許しいただきたい。
基礎研究では,ここ数年の傾向であるが,タウ病態の脳内伝播に関する研究成果発表が多く見受けられた。特にグローバル製薬企業からは培養細胞系でのタウ凝集・伝播モデルの解析,特にiPS細胞由来のヒト神経細胞での結果が報告されていた。異常凝集蛋白が伝播する分子メカニズムに関してはいまだ不明な点が多いが,少なくとも創薬の観点ではスクリーニング系として再現性をもって利用できている感触が認められた。また細胞外にタウが放出されるというメカニズムは,抗体医薬の有用性を支持するともいえ,実際タウに対する免疫療法の報告も多く見受けられた。一方,発症メカニズムに関連して神経炎症反応やグリア細胞に注目が集まりつつあることも強く感じられた。これは近年のゲノム解析から,さまざまな炎症関連分子が遺伝学的リスク因子として同定されたことによる。特に本学会においてはミクログリアに発現しているリスク因子TREM2の分子病態が多く報告されていた。TREM2は那須・ハコラ病や前頭側頭葉変性症の原因遺伝子でもあることなどから,アルツハイマー病においてはアミロイドβ(Aβ)およびタウの下流にある神経細胞死に関与している可能性が考えられている。しかしin vivoモデルを利用する必然がある神経免疫学の難しさもあり,TREM2を含めていまだ詳細が解明されているとはいいがたく,その病的機能について研究者間で激しい議論が交わされていた。いずれにせよ,神経変性疾患において認められるグリア細胞による炎症反応が,単なる生体防御反応ではなく,むしろ積極的に神経機能の変調や神経細胞死など疾病発症機構に関連しているという可能性は,これらの脳内炎症反応制御が新たな創薬標的メカニズムとなり得ることを示しており,今後の展開に期待できると感じた。
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あとがき/読者アンケート用紙 フリーアクセス
著者: 泰羅雅登
ページ範囲:P.1542 - P.1542
10月は忙しかった,という書き出しは前にも使ったような気がする。しかし,忙しいのは事実である。まず,科研費の申請。国立大学法人はどこも運営費交付金が削られているので,いわゆる教室研究費がざっくり削られている。よって,外部資金を導入せよということで,科研費を申請しないとペナルティが用意されている(ところもある)。ペナルティはともかく,研究費がなくなってはどうしようもないので,真剣に取り組まざるを得ない。愚痴を言っても始まらないけれど,脳関係,しかも基礎的な脳関係の大型研究費がなくなった(というのは言いすぎか)。これも前に使ったネタかもしれないが,企業に勤めた高校の友人達は60歳で定年となり,すっぱり仕事をやめたのもいれば,嘱託で以前に比べればのんびり仕事をしている連中が多い。しかし,自分にはどんどん仕事が回ってくる(これはフルの給料をもらっているので仕方がないか)。ただでさえ,加齢に伴う段取りの悪さが出ているところに,あたふたとするばかり。いわゆる「中間管理職」。
「BRAIN and NERVE」第67巻 総目次 フリーアクセス
ページ範囲:P. - P.
基本情報
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69巻6号(2017年6月発行)
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69巻5号(2017年5月発行)
特集 Voxel-Based Morphometry—体積からわかること
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69巻3号(2017年3月発行)
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68巻10号(2016年10月発行)
特集 アディクション—行動の嗜癖
68巻9号(2016年9月発行)
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68巻8号(2016年8月発行)
特集 こころと汗
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増大特集 認知症の危険因子と防御因子
68巻6号(2016年6月発行)
特集 脳とフローラ
68巻5号(2016年5月発行)
特集 手の症候学—生理学・解剖学からみた新知見
68巻4号(2016年4月発行)
増大特集 治せる認知症
68巻3号(2016年3月発行)
特集 末梢神経の血管炎
68巻2号(2016年2月発行)
特集 筋疾患の認知機能障害
68巻1号(2016年1月発行)
特集 シャルコー・マリー・トゥース病
67巻12号(2015年12月発行)
特集 視床と高次脳機能
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増大特集 ギラン・バレー症候群のすべて—100年の軌跡
67巻10号(2015年10月発行)
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67巻9号(2015年9月発行)
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67巻7号(2015年7月発行)
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66巻9号(2014年9月発行)
特集 痙縮の臨床神経学
66巻8号(2014年8月発行)
特集 神経系の悪性リンパ腫update
66巻7号(2014年7月発行)
増大特集 アミロイド関連神経疾患のすべて―封入体筋炎からアルツハイマー病まで
66巻6号(2014年6月発行)
特集 ミラーニューロン
66巻5号(2014年5月発行)
特集 アセチルコリンと神経疾患―100年目の現在地
66巻4号(2014年4月発行)
増大特集 タッチ・ビジョン・アクション
66巻3号(2014年3月発行)
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66巻2号(2014年2月発行)
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特集 プロテイノパチーの神経病理学
65巻11号(2013年11月発行)
増大特集 Close Encounters―臨床神経学と臨床免疫学の遭遇と未来
65巻10号(2013年10月発行)
特集 神経系の発達メカニズム―最近の話題
65巻9号(2013年9月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である―現状と展望
65巻8号(2013年8月発行)
特集 こころの時間学―現在・過去・未来の起源を求めて
65巻7号(2013年7月発行)
増大特集 あしたの脳梗塞
65巻6号(2013年6月発行)
特集 見せる・仕分ける―脳機能解析の新手法
65巻5号(2013年5月発行)
特集 てんかん―新しいパースペクティブ
65巻4号(2013年4月発行)
増大特集 Antibody Update
65巻3号(2013年3月発行)
特集 次世代シーケンサーによる神経変性疾患の解析と展望
65巻2号(2013年2月発行)
特集 血液脳関門研究の進歩
65巻1号(2013年1月発行)
特集 Corticobasal Syndrome
64巻12号(2012年12月発行)
特集 The Border-Land of Dementia
64巻11号(2012年11月発行)
増大特集 痛みの神経学―末梢神経から脳まで
64巻10号(2012年10月発行)
特集 辺縁系をめぐって
64巻9号(2012年9月発行)
特集 高次脳機能イメージングの脳科学への新展開
64巻8号(2012年8月発行)
特集 線条体の基礎と臨床
64巻7号(2012年7月発行)
増大特集 顔認知の脳内機構
64巻6号(2012年6月発行)
特集 睡眠と覚醒の脳内機構
64巻5号(2012年5月発行)
特集 神経疾患のバイオマーカー
64巻4号(2012年4月発行)
増大特集 パーキンソン病の新しい側面
64巻3号(2012年3月発行)
特集 アカデミアから新規治療の実現へ―トランスレーショナルリサーチの現状
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特集 生物学的精神医学の進歩
64巻1号(2012年1月発行)
特集 iPS細胞と神経疾患
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特集 神経心理学と画像解析の融合
63巻11号(2011年11月発行)
増大特集 筋疾患update
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特集 緩徐進行性高次脳機能障害の病態
63巻9号(2011年9月発行)
特集 脳卒中の最新画像診断
63巻8号(2011年8月発行)
特集 日本人の発見した神経症候
63巻7号(2011年7月発行)
増大特集 神経筋接合部―基礎から臨床まで
63巻6号(2011年6月発行)
特集 ニューロパチー
63巻5号(2011年5月発行)
特集 神経系と血管内リンパ腫
63巻4号(2011年4月発行)
増大特集 てんかんの新しい治療
63巻3号(2011年3月発行)
特集 サイバーナイフ治療
63巻2号(2011年2月発行)
特集 続・日本人の発見した神経疾患
63巻1号(2011年1月発行)
特集 血管腫
62巻12号(2010年12月発行)
特集 頸部頸動脈狭窄症の診断と治療
62巻11号(2010年11月発行)
増大特集 歩行とその異常
62巻10号(2010年10月発行)
特集 ブレインバンク
62巻9号(2010年9月発行)
特集 視神経脊髄炎(NMO)update
62巻8号(2010年8月発行)
特集 辺縁系脳炎
62巻7号(2010年7月発行)
増大特集 アルツハイマー病―研究と診療の進歩
62巻6号(2010年6月発行)
特集 改正臓器移植法の問題点とその対応
62巻5号(2010年5月発行)
特集 神経画像のピットフォール―見落としと読み過ぎ
62巻4号(2010年4月発行)
特集 傍腫瘍性神経筋疾患update
62巻3号(2010年3月発行)
特集 神経回路解析法の最近の進歩
62巻2号(2010年2月発行)
特集 ニューロリハビリテーションの最前線
62巻1号(2010年1月発行)
特集 神経救急
61巻12号(2009年12月発行)
特集 Somatotopy再考
61巻11号(2009年11月発行)
特集 前頭側頭葉変性症
61巻10号(2009年10月発行)
特集 片頭痛の予防療法
61巻9号(2009年9月発行)
特集 脳血管障害治療の進歩
61巻8号(2009年8月発行)
特集 神経・筋疾患の分子標的治療
61巻7号(2009年7月発行)
特集 脳腫瘍研究の最前線―遺伝子解析から治療まで
61巻6号(2009年6月発行)
特集 脊椎・脊髄外科の最近の進歩
61巻5号(2009年5月発行)
特集 Restless legs syndrome
61巻4号(2009年4月発行)
特集 大脳基底核―分子基盤から臨床まで
61巻3号(2009年3月発行)
特集 Microneurography(微小神経電図法)の臨床応用
61巻2号(2009年2月発行)
特集 神経系の再興感染症と輸入感染症
61巻1号(2009年1月発行)
特集 脳神経倫理
60巻12号(2008年12月発行)
特集 痙縮
60巻11号(2008年11月発行)
特集 脳卒中と遺伝子
60巻10号(2008年10月発行)
特集 若年者の脳卒中
60巻9号(2008年9月発行)
特集 知・情・意の神経学
60巻8号(2008年8月発行)
特集 脳硬膜動静脈瘻
60巻7号(2008年7月発行)
増大特集 学習と記憶――基礎と臨床
60巻6号(2008年6月発行)
特集 Crow-深瀬症候群(POEMS症候群)
60巻5号(2008年5月発行)
特集 「痛み」の研究と治療の最前線
60巻4号(2008年4月発行)
増大特集 神経系の発生とその異常
60巻3号(2008年3月発行)
特集 特発性正常圧水頭症(iNPH)―最近の話題
60巻2号(2008年2月発行)
特集 がん治療と神経障害
60巻1号(2008年1月発行)
特集 日本人の発見した神経疾患
59巻12号(2007年12月発行)
特集 損傷神経の再生―温存的治療法の開発
59巻11号(2007年11月発行)
特集 手根管症候群をめぐって
59巻10号(2007年10月発行)
増大特集 ALS―研究と診療の進歩
59巻9号(2007年9月発行)
特集 パーキンソン病の認知機能障害
59巻8号(2007年8月発行)
特集 パーキンソン病の分子遺伝学―最近の知見
59巻7号(2007年7月発行)
増大特集 情報伝達処理におけるグリアの機能と異常
59巻6号(2007年6月発行)
特集 職業性神経障害の新しい展開
59巻5号(2007年5月発行)
特集 脳画像最前線
59巻4号(2007年4月発行)
増大特集 最近注目される脳神経疾患治療の研究
59巻3号(2007年3月発行)
特集 分子イメージング
59巻2号(2007年2月発行)
特集 進行性多巣性白質脳症の新しい展開―PMLが治る時代へ向けて
59巻1号(2007年1月発行)
特集 高次視覚研究の最近の進歩